オミクロンの感染が容赦ない今日この頃。寒さもあってか、元気が少しずつ削られていくような気がします。営業に必要な資格の取得も延期ばかりで、予定通りにはいきません。困ったものです。

 ヘリでの荷上げもついに最終回。前編、中編と併せてお楽しみください。

■「ラッキー荷物」追加します

携行缶にガソリンを入れてもらう。何やら楽しそうなわたし

 関西女子たちとの作業はワイワイとして、まるで前夜祭のようだった。しばらく続く“ヘリ荷上げ祭り”に向かって出だし好調。

 荷物の振り分けを終えてみると、あと30kgちょっと荷を増やせることが判明した。滞在中の食材を追加購入するか。追加するなら、やはり肉だろう。小屋に上がってくれるメンバーに、お腹を空かせてひもじい思いはして欲しくないからね。豪華なご飯は用意できないけれど。

 それにヘリが上がってから行う外壁塗装は、壁が乾いてないとできない作業だ。せっかくやるんだから、塗ったあともしっかり乾く天気を狙いたい。作業にどのくらいの日数が必要か読めないから、予備の食料があったら安泰である。

 22kgはガソリンに充てることにする。ガソリンを持ってウロウロするのが嫌で、結局最後まで用意していなかったのだ。どうせ買うんだから、とっとと買っておけばよかった。ガソリンは登山道整備に使うチェンソー用だ。

 携行缶を持参すれば、ガソリンスタンドならどこでも入れてくれると思っていたけど、そういう訳でもないらしい。身分証明と使用目的を伝えて無事に購入。悪いことをしているわけではないのに、なぜか背筋がしゃんとする。