<たこ焼きの缶詰登場? 後編もチェック>

 缶界(缶詰業界)は、どちらかと言えば保守的であります。食品業界なので安全性がなにより大事だし、大量生産でコストを下げる仕組みなので、なるべく多くの人に買ってもらわないといけない。となると、あまり変わったものは缶詰化されにくいわけ。

 でも、そんな缶界にもユーモアのある人はいて、時々驚くような珍品が発売される。「どうしてそんなものを缶詰に?!」と突っ込まずにはいられない、言わば “ネタ” 缶詰であります。

 今回はそんなネタ缶詰の中から3缶を選んでみた。グループキャンプに持って行けば、座が盛り上がること間違いなしですぞ。

■世界初のお好み焼き缶詰

ソースにかつお節、アオサまで付属している

 トップバッターはお好み焼きの缶詰。と、さらっと書いたが、念のためにもう一度書こう。「お好み焼き」の缶詰である。本来は鉄板を前にして「はっふ、はっふ」と熱い息を吐きながら頬張る食べ物のはずが、一体どうして缶詰になったのだ!?

バー「ミスター・カンソ」のおつまみはすべて缶詰

 この缶詰を開発したのは大阪の企業で、mr.kanso(ミスター・カンソ)というバーを全国展開している。ミスター・カンソはおつまみがすべて缶詰という特殊なバーで、外食産業で「缶詰バー」と呼ばれている業態だ。開業当初は市販品の缶詰を仕入れていたが、やがてオリジナルの缶詰を次々と企画して、缶詰メーカーに製造を委託するようになった。この缶詰もそのひとつであり、お好み焼きを缶詰化したのは世界で初めてのことであります。

 8cm四方の紙箱を開けると、お好み焼きが入った缶詰のほか、お好みソース、アオサ、かつお節が同封されていた。お好みソースはオタフク製という凝りようが素晴らしい。