■赤岳鉱泉からの星空

 南八ヶ岳縦走を果たした後は、赤岳鉱泉という山小屋に宿泊するのがおすすめ。晴れていれば満点の星空を鑑賞でき、何より夕食が豪華なのがうれしい。小屋泊ならテントや寝袋を担ぐ必要がなく、荷物を減らせるのもメリット。小屋泊は1泊2食付きで一人1万2000円。テント泊なら1泊2000円で、2500円をプラスで支払えば、テント泊でも夕食を食べることができる。

山小屋「赤岳鉱泉」の夕食。写真はしゃぶしゃぶと焼き魚。ステーキが出る日もある
小屋を一歩出ると、頭上一面に星空が広がる
オリオン座がくっきりと見える

■冬の南八ヶ岳は魅力がいっぱい

 冬の南八ヶ岳は、壮大な赤岳の姿を横に富士山を眺められ、爆裂火口などの景色、さらには小屋での美味しい夕食など、登りたくなる魅力がたくさん詰まっている。

 雪山登山の経験を十分に積んだら、南八ヶ岳はぜひチェックしてほしい。