寒くなってくると、つらくなるのが足元の冷え。冷えた足元が気になり、落ち着いてキャンプを楽しむことができない。
そんなときに、あると便利なアイテムが、テントシューズだ。今回はその役目と種類について説明し、おすすめのテントシューズを紹介する。
■テントシューズとは
テントシューズとは、テント内で履く防寒用のシューズのこと。主に、保温素材が内側に封入され、外側の形状や素材によって使用できるシーンに違いがある。どのような種類があるのか見ていこう。
・形状
形は大きく分けて、ブーツタイプのロングかショートの2パターンと、ローカットの3種類。 ひざ下まであるロングタイプは防寒性が一番高く、雪山のようなシーンを想定したタイプ。ショートタイプは中間に位置するモデルで、どのようなシーンでも使える万能なタイプ。ローカットは、着脱がしやすくスリッパのような使い方ができる。テント内から出入りをするときに便利なタイプ。
・材質
テントシューズの中には、ダウン(羽毛)や化学繊維が入っており、保温性を高めている。ダウンは羽毛のため保温性は高く軽量だが価格は高め。化学繊維は、ダウンより保温性は劣るが湿気に強い。重量は重くなるが価格は安くなる。
また、アウターの素材も用途によって防水、防風素材が使用されており、ソールに塩ビ加工が施され、テント外で歩けるものもある。注意点として、靴のようにあらゆる場所を歩ける仕様にはなっていないため、メーカーの推奨する範囲内で使用すること。