誰でも簡単に“それっぽいキャンプ飯”が作れる鉄板調理道具と言えば、これまで長らく「ホットサンドメーカー」1強の時代が続いてきた。しかし、そこに割って入ってきそうな新たなギアが注目を集めている。
その名も「キューバサンドメーカー」。最近、お洒落なカフェを中心に食べられるお店がじわじわ増加中の、「キューバサンド」なる料理を作るための調理道具である。
一見すると、構造はホットサンドメーカーに似ている。しかし、より幅広い調理を可能にする工夫が盛り込まれている。その構造の特徴と使い勝手について、ご紹介してみよう。
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■ホットサンドメーカーの約2倍横長の形状がミソ
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基本的な構造や使い方は、従来のホットサンドメーカーと似た部分が多い。では、何が違うのか。まず、すぐに気がつくのは形が横長なこと。ホットサンド2つ分ほどの大きさがある。これが非常に使いやすい。
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ホットサンドメーカー愛用者は深く同意してくれるだろうが、ホットサンドを1つずつ焼くのは何気に作業効率が悪い。ソロで使うなら問題ないが、ファミリーキャンプで使うとなると2枚同時に焼ける(しかもそれぞれ味を変えるのもあり)サイズは非常にありがたい。従来のホットサンドメーカーの「ダブル」とは1枚を半分にするものだったが、これは食パン×2枚分が焼ける本当の意味でのダブルなのだ。