■手順2:沸騰したら炊きムラがないか確認

ここの作業は手早くがポイント

 数分で沸騰し始めるので、蓋を開けて米の状態を確認。焚き火の火力は位置によってムラがあるため、鍋を回して火の当たる位置を変え、炊きムラがないようにする。より丁寧に炊くなら、まんべんなく火が入るよう全体をかき混ぜてから米を平らにならす。温度が落ちないよう、手早く丁寧に行なうこと。

■手順3:熾火の弱火で、じっくり炊く

鍋全体を温めるようなイメージで火を配置する

 勢いよく燃えていた薪の炎が自然に落ち着いてくるので、薪をいじって中火の熾火に調整する。鍋を回して、火が鍋底全体に均等に当たるよう意識しながら8〜10分炊く。風が強い場合は、熾火の範囲を広げ、鍋の周りに熱がとどまるようにすると良い。

■手順4:炊き上がりを確認する

ここの確認も熱を逃さないよう手早く

 蓋を開けてみて、表面の水分がなくなっていたら炊き上がりのサイン。火から下ろして、蓋をしたまま蒸らして落ち着かせる。もし炊けてなければ、米1合につき水20mlを追加し、強火で一気に沸かしてから蒸らせば、ある程度ならリカバリーできる。

あとは反復練習あるのみ!

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