スキーヤー、スノーボーダーの大切なアイテムの1つゴーグル。太陽や雪から目を保護し、枝や障害物による思わぬ事故から守ってくれる重要な役割を担っているが、ゴーグルをただのファッションアイテムとして使っていると大変な目にあってしまう。本記事では、誤った使用方法で痛い目にあってしまった、そんな愚かな失敗談を3つ紹介する。
■リフト待ちやゴンドラ内でよく見かける、ゴーグルおでこ乗せ(愚か指数60)
スキーやスノーボードで滑った後、熱気ムンムンのおでこにゴーグルを乗せ、リフトやゴンドラを待っている人見たことはないだろうか。結果、山頂についていざ滑走と意気揚々とゴーグルを装着すると、全然前が見えない。
原因はニット帽から滲み出た湯気でレンズが曇ってしまったから。少し曇った程度なら大丈夫! とそのまま滑り出してしまうと、さらに状況は悪化。レンズの水滴が凍りつき、視界ゼロの状態に。こうなっては滑れたものではない。楽しいはずのゲレンデ滑走も台無しだ。
■レンズが曇らない方法とは
急激な温度変化が曇りの原因となるので、ゴンドラ乗車時や室内を移動する際も、基本的にゴーグルは装着したままにしておこう。長時間乗車する場合や、春山などで汗が出るほど熱い場合はおでこの上ではなく、ウェアのポケットなどにしまうのがよい。ヘルメットを着用していれば、湯気を通さないのでおでこ乗せもOK。