スキーを始めてみたいが、どんなものを用意すべきなのかさっぱりわからない…… そんな初心者のために、スキーに必要な用具・アイテムとその役割を解説。
多くのアイテムは現地でレンタルができたり、購入もできるので、大きな心配は無用。今シーズンこそスキーに挑戦したい! という人、久しぶりにスキーをする人は、ぜひ本記事を参考にしてみてほしい。
■スキー場でレンタル、または購入可能なアイテム
●スキー板、ストック、ブーツ
スキーに必須の3点セット。いずれかだけをレンタルすることも可能だが、3点まとめてセットとして貸出しをしているパターンが主流。料金もセットの方がお得になっており、スキーの機種にもよるが1日5000円程度が相場。
●スキーウェア
スキーウェアは運動性や保温性はもちろん、透湿性や防水性も備え、快適にスキーを楽しめるように設計されている。レンタル料金は3000〜4000円が目安。自分の好みのデザインで、サイズに合ったものをチョイスしよう。
ジャケットはセーターやフリースなど温かく動きやすい服を中に着た状態で試着し、両腕を前に出した時に手首が隠れるぐらいの袖の長さが適切。パンツは靴を脱いで履いた時、裾が地面に触れるか触れないかのギリギリの長さがちょうどよい。
●ヘルメット
ニット帽などの帽子を被って滑っている人も多く見かけるが、ゲレンデでは単独の転倒だけでなく、衝突事故や巻き込み事故なども懸念されるため、安全のために専用のヘルメットを着用したいところ。貸出しをしているスキー場も多いので、レンタル可能か事前にチェックしておこう。
●ゴーグル
ゲレンデでは太陽から降り注ぐ紫外線だけでなく、雪面から反射した強い紫外線にさらされるリスクもあり、長時間浴び続けると「雪目(ゆきめ)」や「雪眼炎(せつがんえん)」と呼ばれる目の障害が起こる危険性も。ゴーグルは必ず着用しよう。スキー場によってはレンタルしていない場合もあるので、事前に準備するか、現地の売店で購入しよう。
●グローブ
防寒具としての機能はもちろん、手を怪我から守る役目も果たしてくれる。特にスキーの両側面についているエッジは切れやすいため、板に触れたり運んだりする際にはグローブを着用していると安心。ゴーグルと同様レンタルできない場合もあるので、事前に購入しておいた方が、当日スムーズにスキーを楽しめるかもしれない。