■直近の天気予報をしっかり確認しよう!
昨冬も12月中旬以降に寒波が襲来し、日本海側では大雪がもたらされた。そういえば関越自動車道で多数の車が立ち往生したなんていうニュースもあった。だが新型コロナ感染拡大の影響もあって、年末年始の山への人出は比較的少なく、年末年始遭難も過去5年で最も少なかった(警視庁発表)。
今シーズンは、多くの人が事故なく安全に、山を楽しみながら年末年始を迎えられるよう祈っている。
ここまで気象庁の長期予報を解説してきたが、あくまでこれはおおまかな流れや傾向を把握するものだ。登山の際は、直近の天気予報をしっかりと確認し、安全対策をしっかりと行なったうえで出かけてほしい。