日本には、「これなんて読むの?!」「漢字は簡単なのに読み方がわからない・・・」といった山が多く存在する。今回はそんな難読山のなかから、信仰にまつわる3つの山を紹介していく。

■全国の愛宕神社の総本社がある「愛宕山」

<愛宕神社>「出世の石段」と呼ばれる急な石段を登って頂上へ

 京都・愛宕山の頂上には日本全国に約900社ある愛宕神社の総本社があり、昔から比叡山と並び信仰対象の山とされている。特に火伏せや防火に霊験のある神社として知られており、全国各地から多くの信仰を得ている。

 そんな愛宕山の読み方は「あたごやま」。名前を聞くと聞きなじみがあるかもしれないが、漢字だけ見ると簡単には読むことができない。

<愛宕山>登山道からは京都の街を一望できる

 京都市内にある愛宕山は、周辺市街地からのアクセスも良好だ。天気が良い日は京都の街はもちろん、大阪湾や明石海峡大橋を望むこともできる。頂上までの道中には愛宕山の歴史を紹介する看板が設置されおり、学びながら登山を楽しもう。

●愛宕山の基本情報

標高:924m
住所:京都市右京区嵯峨愛宕山頂鎮座
駐車場:あり
問い合わせ:075-861-0658(愛宕山・愛宕神社)