「バイクの免許を持っているが、もう何年も乗っていない」「そもそも自分のバイクを持ったことがない」という人は意外と多い。

 本記事では、約3年半のブランクを持つ筆者(20代女性)が、レンタルバイクでツーリングをした感想をレポート。レンタカーなどに比べ利用者が少ないレンタルバイクに不安がある方も、一歩踏み出してもらえたらうれしい。

■筆者のバイク歴

 筆者が普通自動二輪車免許を取得したのは18歳の時で、初めて迎えた愛車はヤマハの「ドラッグスター250」。当時はバイク乗りの友人が少なかったこともあり、地元を中心にソロツーリングに出かけたり、通学で1年ほど使用していた。のちに上京することになり、維持費の都合で愛車を泣く泣く売却。

 それから月日が経った2021年11月、普通自動二輪車免許を取得した友人からツーリングの誘いを受け、レンタルバイクを初めて利用するに至った。現在原付2種を所有しているが、MTバイクに乗るのは3年半ぶり。不安と期待が入り混じった気持ちでレンタル当日を迎えた。

■レンタルの流れ

20代女性元ライダーがレンタルバイクを利用して約3年半ぶりのツーリングへ

 今回レンタルした店舗は東京・八王子にある「ホンダドリーム八王子」。オンラインで事前予約し、車種は「Rebel250」、友人は「GB350」をセレクト。店舗では250cc、400ccクラスのほかにも原付2種から1300ccまで幅広くラインナップされており、排気量でレンタル料金のクラス分けがされていた。

 「Rebel250」は24時間で11500円のレンタル料金に、車両保険1128円と、事故や転倒時の修理金額が全額補償される「安心補償パックGO」3800円を加えトータル16428円。レンタル料金30%割引のクーポンがあったため、合計12978円とお得にレンタルできた。「GB350」は、24時間で13000円のレンタル料金に同様の保険、補償、クーポンを適用して合計13935円。