■アルコールバーナーとメスティンで自動炊飯
今回は弁当型の飯ごう「メスティン」で米1合を自動炊飯する。自動炊飯とは、一度火にかけたあとは蒸らすだけでご飯が炊ける方法のこと。火加減の必要がないので簡単かつ失敗が少ない。固形燃料で作る方法が有名だ。
では、実際に作っていこう。まずはトランギアのアルコールバーナーに燃料用アルコールを入れ、周りに五徳を設置しガストーチなどで火をつける。熱対策と炊飯時の吹きこぼれを見越して下にバットを敷いておく。燃焼時間が15分〜20分ほど必要なため、アルコールは50cc使用した。
米は事前に洗い、30分〜1時間ほどメスティンの中で浸水させたものを、バーナーの火が真ん中あたりにくるよう五徳の上に設置する。水の量は米1合に対して水200mlを基本とするが、やわらかめが好みなら水を220mlにするとよいだろう。
予定通り20分ほどで火が消えたため、メスティンをアルコールバーナーから外した。