アウトドアの定番品であり、キャンプでの料理や登山での湯沸かしなどで活躍するシングルバーナー。形状や燃料など様々なタイプのものが販売されているが、どのように選べばよいのだろうか?
■コンパクトな一体型と安定感抜群の分離型
シングルバーナーの形状は、大きく一体型と分離型に分けられる。ソロキャンプや登山など、手軽に持ち運びたい場合は比較的コンパクトで軽量な一体型がおすすめ。ガス缶の上にバーナー本体を装着するタイプのものが多く、重心が高くなるためやや安定性に欠ける点に注意したい。
ガス缶とバーナー本体が燃料ホースで繋がっている分離型は、ガス缶と本体を地面に直接置くことができるため、安定性が高い。一体型に比べると持ち運びの際にかさばるのが難点だが、ファミリーやグループなど複数人が集まるキャンプサイトといった、より安定性が重視される場面で活用したい。
■お手軽なCB缶と高性能なOD缶
CB缶とは、カセットコンロの燃料として使われているカセットボンベのこと。比較的安価で、スーパーなどでも販売されているため入手しやすいが、低温に弱いため、寒冷地での使用には注意が必要だ。
OD缶はアウトドア缶の略称。アウトドアでの使用を目的に製造されており、持ち運びに便利なほか、寒冷地仕様の製品もラインナップされている。そのため、どこでも購入できる訳でなく、ホームセンターやアウトドアショップに出向く必要がある。
以上のポイントを踏まえ、編集部が厳選したおすすめ商品を紹介していく。
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