■4. 厚めのマットを敷く

ストレッチ性のあるシュラフは就寝中に窮屈になりにくい

 就寝時、想像以上に寒いのが地面からの冷気だ。地面に近い位置にシュラフ敷くと冷気をダイレクトに受けてしまうため、全身が冷えやすくなってしまう。

 シュラフの下に厚めのマットを敷くことで冷気をシャットアウトしてくれるため、シュラフの保温効果を最大限に感じることができる。できるだけ厚めのシートの方が冷気から守れるのでおすすめ。

■5. ネックウォーマーや湯たんぽを使う

就寝時はネックウォーマーを口や耳まで覆うと顔冷えが防げる

 意外と冷えるのが首や顔まわり。シュラフのドローコードやファスナーをしっかり閉めたとしても、どうしても隙間から冷気が入ってしまい、耳や首まで冷えてしまうことも。ネックウォーマーで首や耳まで覆って顔まわりの冷気から守ると、寒さを凌げて効果的。

 また、湯たんぽを活用するのもおすすめ。就寝前にシュラフ内に入れて事前に温めておくと体がポカポカなまま眠りにつくことができる。湯たんぽを使用する際は皮膚の同じ部分に長時間触れていると、低温やけどを発生する場合があるため注意が必要。皮膚の同じ部分に長時間接触させないように気をつけよう。

 

 秋冬のアウトドアでは寒くてなかなか寝付けない、なんてことも。ホッカイロで寒さをしのいでいた人も、今年の冬は別の方法を試してみることで、今まで以上に快適な睡眠時間になるはずだ。

 寒くてテンションが下がってしまうことがないよう、試行錯誤しながら自分に合うスタイルを取り入れていってほしい。