■3日目(宿毛〜今治)

●足摺岬で朝ウォーキング

朝の足摺岬

 宿毛から南下し、ややルートを外れるが、朝散歩におすすめなスポットが足摺岬だ。全長約2kmのアップダウンのある遊歩道で、眠たい目もすっきりと覚める。小さな鳥居や灯台、ビーチがあったりと意外な発見が多いのもお楽しみポイント。人が少ない朝の時間帯に行くのがおすすめだ。

●「歴史の町」愛媛へ

松山城入口

 高知を抜け出し、お隣の愛媛へ車を走らせる。高知が自然の町だとすると、愛媛は歴史の町だ。

 松山城は小さな山の上に建っており、天守閣見学だけでなく、ぐるっと一周約1時間ほどのウォーキングも楽しめる。城周辺にはお土産屋さんや食事処も休憩スポットにも困らないのが嬉しいところ。夜は近くの道後温泉で体を休めよう。

■4日目(今治〜高松)

●今治で瀬戸内海の風を感じよう

今治城と藤堂高虎像

 松山から北東へ進むと、「今治タオル」で有名な今治にたどり着く。瀬戸内海に面した今治城では夜にはライトアップがされていることも。

 今治城から車で15分の場所にはサイクリングロード「しまなみ海道」の発着点がある。しまなみ海道は、愛媛県と広島県を結ぶ全長約60kmからなる道路で、自転車向けに整備された箇所があり、自転車乗りの間では人気のサイクリングロードだ。自転車好きならぜひ走っておきたい。レンタサイクル店も近くにあるため、観光ついでにぶらりと走ってみるのもおすすめだ。

●旅の締めくくりは香川で

 今治から約2時間、瀬戸内海沿いを走ると高松に到着する。四国に来たらやはり食べておきたいのがうどん。高松には丸亀うどん、さぬきうどん両方のお店が多くそろっており、食べ比べを楽しむのも手だ。

 また、四国ショップ88をはじめとする四国4県の土産物が買えるお店もたくさんあるため、旅の最後に四国の美味しいグルメや特産物を持ち帰ろう。

 山も海も川も満喫できるのが四国の一番の魅力。自然を欲張りたい人はぜひ、一度訪れてみてほしい。