■カギ
●盗難防止には色も重要
大切な自転車の盗難防止にカギの選び方にも気をつけたい。スポーツ自転車のカギはワイヤー錠が主流だ。黒色のカギが一般的だが、赤や黄色などあえて明るい色を選ぶことでカギを目立たせ、自転車泥棒に盗難防止意識が高いことをアピールするのも手段のひとつだ。
●持ち運びやすいか
自転車ツーリングに持っていくなら、フレームにつけられるタイプや、バッグに入れても邪魔にならないサイズや軽さのものがおすすめ。ただし、持ち運びやすい重さや大きさのものは細く、ワイヤーカッターなどで切られてしまう場合もあるため、長時間駐輪するような職場や自宅用には太いタイプを選ぶと安心だ。
■ヘルメット
●ヘルメットって本当に必要?
「暑そう」「ガチっぽい」「子どもみたい」とヘルメットは敬遠されがち。しかし、一度の転倒で大怪我や最悪の場合命をなくすことにもつながるのがスポーツ自転車だ。慣れない車体でバランスが上手く取れなかったり、ロングライドで集中力が切れてしまったりと転倒リスクは意外と大きい。
ヘルメットで頭を守ることで最悪の事態を防ぐことにつながる。かくいう筆者も、ヘルメットに命を守ってもらってきた。 初心者向けモデルだと4000円程度から手に入る。
●ヘルメットはフィット感が命!
ヘルメットはフィット感が最も重要だ。頭に合わないヘルメットをかぶっていると、転倒の際にズレてしまい、ヘルメットをかぶる意味がなくなってしまう。ヘルメット背面のバックル調整がしやすいか、自分の頭のサイズに合っているかをできれば実際にかぶってみて確かめたい。
■ベル
●ベルは道路交通法で必須
意外と見落としやすいアイテムだが、自転車にベルを取り付けることは道路交通法で定められている。筆者が出場していたレースでもなぜかベルを付けることがルールで決まっていた。
ただ、実際にベルを鳴らすことはほとんどないため(矛盾!)100均で売っているようなものでもOK。