■グローブ

画像は春〜秋用のフルフィンガータイプ。これと別に夏用ハーフフィンガー・冬用フルフィンガーと3種類を使い分けていた

●寒さ・日焼け対策だけでなく怪我対策にも

 グローブは一般的な役割だけでなく、転倒時に手を守ってくれる役割も持つ。手を怪我してしまうとブレーキ操作やハンドル操作に影響が出るため、夏でもできれば着用したいところ。春夏用だと1000〜2000円、秋冬用だと3000円程度から手に入るものが多い。

●フィット感と手のひらパッドに注目

 自転車用のグローブは自分の手にフィットするものを選んで、ストレスなく使いたい。サイズだけでなく、手首の伸縮性が高いものやベルト付きのものにも目を向けよう。

 また、初心者あるあるとして、長時間ずっとハンドルを握っていると手のひらが痛くなってしまうことがある。心配な人はロングライド向けの手のひらにゲルパッドが入っているモデルがおすすめだ。

■レインウェア

●急な天候の変化に

 自転車ツーリングでは、行きは晴れていたのに帰りは土砂降りなんてこともよくある話。急な雨に打たれて体調を崩さないように、レインウェアも準備しておこう。

●アウトドアにも使えるマウンテンパーカーがおすすめ

 持ち運びやすさだけで考えるなら、撥水効果のある自転車用のウィンドブレーカーなどが便利。しかし、せっかく新しく購入するなら、自転車乗車中だけでなく、ツーリング先やアウトドアでも着やすい防水or撥水効果のあるマウンテンパーカーがおすすめ。

 多少お値段は張るものの、蒸れづらいゴアテックス素材などを選ぶと、汗をかいても快適に走れる。

 

 今回紹介したものは、あくまで最低限揃えておくべきアイテムだ。このほかにも、空気入れなどはスポーツ自転車に乗るうえでは大切なアイテムだが、日常使っているものでも代用できるものがあれば活用しよう。

 まずはこの5つのアイテムたちとともに、安心安全な自転車ツーリングを楽しもう!