■夜から翌朝にかけて問題勃発
ただし、時間が経つにつれて様々な難題が。タープは筆者が小学生の頃から使用している年季の入ったものであるため、防水性能が衰えており、内側まで水分が浸みてきてしまったのである。夕食を終えたら、すぐに片付けをして車に避難することにした。
また、設営した場所は洗い場やトイレまでやや距離のある場所だったため、移動するだけでもずぶ濡れになり、雨の過酷さを実感した。
身体も冷え切って疲れており、そそくさと寝袋に入って就寝したかったのだが、大雨が車の天井を打つ音は想像以上に気になるもので、なかなか寝付けなかった。さらに翌朝、高湿度や結露のせいか車の車線のはみ出しを知らせるセンサーの調子が悪くなるという事態が追い討ちをかけた。
■改善点
まず、雨キャンプでタープやテントを使う場合は、使用前にしっかりと防水性能をチェックしておこう。
車中泊の際は、車内換気のためにバッテリー式の扇風機や除湿機、雨音対策として耳栓を準備しておくことで快適に過ごせる。
実は筆者はこのキャンプ場に2泊したのだが、2日目は区画サイトからトレーラーハウスでの宿泊に変更した。何よりも早くこの判断をするべきだったかもしれない。