準備したつもりでも初めてのキャンプは失敗がつきもの。テント設営や焚き火、寒さなどのアクシデントにより、ときにはテンションが下がってしまう場面も。よくある失敗は事前に準備するだけで回避できることも多い。そこで、キャンプビギナーがやりがちな失敗例を実話をもとに5つ紹介する。

■その1 テント・タープが設営できない

 「テント設営の動画を見たから大丈夫」というキャンプビギナーも多いのではないだろうか。

 しかし、テント設営は必ず事前に試し張りをするのが鉄則。「どう組み立てればいいか分からない」「ペグがうまく打てない」など、実際に設営してみないとわからないことも多い。もたもたしていると、夕方になってもテントが設営できず、お手上げ状態になってしまうことも。

 設営方法だけでなく、テント全体のサイズも確認できるよう、あらかじめ広い場所で練習しておこう。

タープがきれいに張れることで、テントサイトがより居心地のよい空間となる

■​​その2 荷物が多すぎる

 キャンプビギナーにありがちなのが、「キャリーがあるから運べるだろう」と荷物がつい多くなりがちなことだ。 たとえ駐車場とテントサイトが数分という距離だったとしても、運ぶのは予想以上に時間がかかる。準備だけでなく、撤収の時にかかる時間ももちろん同じだ。キャリーに入りきらず、駐車場とテントサイトを何往復もする、なんてことも。荷物が多いと予想以上に時間がかかり苦戦することを覚えておこう。