新潟県、苗場スキー場のゲレンデトップ、標高1789mの山の名前は「筍山」なんです。タケノコ山でタケノコ採り! 何だか楽しそうじゃないですか?
■「山たけのこ 山菜ウィーク2021」第1回目に参加してきました!
今回の目的は「山たけのこ=ネマガリタケ」の収穫と苗場プリンスホテルでの美味しい新潟のお米と山菜料理を味わうことです。
「苗場」と聞くと冬のスキー場のイメージが強いかもしれませんが、このエリアは、神楽ヶ峰、苗場山はもちろん、谷川岳連峰など積雪が多い地域だからこそ植物が豊富で、山菜もたくさん収穫されます。ネマガリタケ(チシマダケ)として5月頃から出回り、収穫も容易で、生で食べられるほど甘味と香りがよく、アクが少ないことで人気の山菜です。時間が経つほどアクが出て、香りが失われてしまうので、収穫後は真っ直ぐ帰宅して調理して美味しくいただきましょう。
フロントで受付を済ませてゴンドラ乗り場に移動、グループごとに距離を保って並びます。各所に消毒液も置かれ、感染対策もしっかりなされています。ゴンドラで標高を750m以上一気に上げます。天候が良ければ周辺の山々を見渡せます。空中散歩と久しぶりの開放感。
ゴンドラ山頂駅(標高1658m)に到着。参加者の皆さんはそれぞれの収穫場に狙いを定め、ゲレンデに広がっていきます。さっそく笹薮の中、地面からニョキニョキ生えているネマガリタケを発見! 手で簡単に「ポキッ」と収穫できます。一雨ごとにどんどんタケノコは成長するそう。
爽やかな空気をいっぱい吸えてリフレッシュ。タケノコの収穫を楽しみながら、たくさんの高山植物を観察することもでき、森林浴できますよ。
*今シーズンのイベントはあと2回。6月13日(日)、20日(日)に開催されます。前日からの宿泊プランのみイベントへの参加が可能で、日帰りでの参加やイベント実施日以外の入山はできませんのでご注意ください。