■張ってみると問題点もちらほら
アフターサービスが不明と書こうと思ったのですが、「ネイチャーハイクJAPAN」が立ち上がった模様です。と言っても、販売店に持ち込めばどんな修理にも対応してくれる大手メーカーのテントは、やはり信頼性が違います。同様の山岳ソロテントで比較すると、価格差は2〜3倍ほど。この差を安く思うか高く思うかは難しいところです。
もう1つの問題は「どれが最新作なのかわかりにくい」こと。ネット上では新旧入り乱れて販売されています。それだけではなく、同じ商品なのにメーカー名が違っていたりもします。私が2019年の購入時に調べた限りでは、外張りが少しゴワゴワするポリエステル素材の「210T」が少しお手頃。柔らかくコンパクトになる20デニールのナイロン素材を採用した「20D」が少し高め。さらに、最初のモデルと新しいアップグレード版が存在するようです。
■こんな方におすすめ
このテントをおすすめしたいのは、ズバリ! 冒険心あふれる小中高校生。子どもの頃に、この手のテントがこの価格で手に入ったら楽しかっただろうなぁ〜と思ってしまいます。
またテント泊に挑戦してみたいけれど、できるだけ価格を抑えたい方にももちろんおすすめです。アウトドアの間口を広げるためにも、この手の格安テントからスタートするのは悪くないと思います。続けていくと、どうしてもより信頼性の高いテントが欲しくなってくるものです。
テントの場合はポールが折れたり、生地が破れたり、ジッパーが壊れたり、熱で溶けたりと意外と修理が多いもので、アフターサービスは結構重要だったりします。