BRAVO MOUNTAIN 登山 ”日・欧・米”レインウエア3選「実着比較テスト」最強モデルはどれだ?【後編】 画像・写真:”日・欧・米”レインウエア3選「実着比較テスト」最強モデルはどれだ?【後編】【合計11枚】 2021.8.11 登山 日帰り 山小屋泊 テント泊 雪山 低山 その他登山 その他アクティビティ モンベルはギリギリフードの上からヘルメットを被ることができるが、余裕はない。ひさし部分にはフレキシブルなワイヤーが入り、調整もしやすい(1/11) ミレーのみヘルメットの上からでも余裕でフードを被ることができる。さすがヨーロッパを代表するアルパインブランドだ(2/11) また、ミレーにはフードの内側の額部分にゴム付きの返しが装備される。風雨の浸入を防ぎ、強風時にフードがめくれ上がるのを防いでくれる(3/11) パタゴニアはヘルメットには対応していないフードの大きさ。かぶれなくもないがかなりパツパツだ。調整もしやすく、後頭部のアジャスターにはフードを束ねられるフックも装備している(4/11) モンベルは強力な防水ジッパーを採用し、外側にフラップは無い。ポケットはウエストベルトにも干渉しない高さに配置。スライド感は若干固い印象。ポケット内部にベンチレーション機能はない(5/11) ミレーにはフラップは無いが、ジッパーが隠れるタイプでウエアのスッキリとしたデザインに一役買っている。スライド感も申し分ない。ポケット内部はメッシュ素材となっており、ジッパーを開ければベンチレーターとしても機能する(6/11) パタゴニアのフロントジッパーには内外にしっかりとしたフラップが備えられ、雨の浸入を防いでくれる。ポケットは残念ながらバックパックのウエストベルトに干渉する高さ。ポケット内部にはベンチレーター機能はないが前編でも書いた通り、脇下に大型ベンチレーターをそなえる(7/11) カフ(袖口)のデザインの比較。(左からモンベル、ミレー、パタゴニア)(8/11) モンベル:レングス長が豊富で、スッキリとしたシルエットで履くことができる。裾には独自の「サムエシステム」を搭載し、内蔵のゴムコードを足首にかけることで、長すぎる裾を調整したり、めくり上がりの防止にも役立つ。モンベル・ストムクルーザーには今回紹介のモデルのほか膝までのジップのノーマルなレインパンツもある。https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1128562(9/11) ミレー:裾のサイドジッパーが短めなため若干の履きにくさはあるが、そのぶん軽量化には貢献している。裾はオーソドックスなドローコードで絞ることができるタイプだ。なお、ミレーにはオーバーパンツタイプではなく、単体で雨天用(全天候型)パンツとして履けるモデルも用意しているので、重ね着が暑いという人は試してみてほしい。https://www.millet.jp/c/men/bottoms/MIV01483(10/11) パタゴニア:ひざ上まで開くサイドジッパーはゴツイ登山靴でも容易に履くことができ、上部から開けばベンチレーションとしても機能。裾はゴム―シャーリングとボタン調整でめくり上がりをしっかりと抑えることができる。ジャケット同様しっかりとした生地を採用しているのでタフな山行や作業での着用も安心だ。https://www.patagonia.jp/product/ms-torrentshell-3l-pants-reg/85265.html(11/11) 記事本文に戻る