■今シーズンの営業も残り1か月です

到着した日の食堂の様子。昨年のメンバーが、抜かりなく小屋閉めしてくれていたのがわかります。使えるようにしなくちゃね!

 小屋明け時には、ここ数年騙し騙し使ってきた発電機がついにダメになり、交換工事も必要でした。軽自動車一台分の重さの発電機を部屋から搬出し、新しいものと交換しました。

 私は工事の職人さんたちと一緒にヘリで入山しました。久しぶりの山、「テカリの小屋に帰ってきたよ〜」と、ハイマツの甘い香りにうっとりしたのも束の間。感傷に浸る間もなく、小屋開け作業と同時に職人さんたちの食事作りがスタートしました。

 初日は登山者と工事関係者で小屋はいっぱいで、私たちスタッフの寝るスペースもないほどでした。久々の山仕事だったので、なんだか私の頭の中もいっぱいいっぱいで余裕がありません。

小屋直下水場の現在の様子。トリカブトが賑やかです

 とはいえ、毎年小屋開け初日は、高橋くんが小屋を担当し、私はまだ川根本町にいて荷上げ準備をしているのが通例でした。6年目にして、初めてこうして二人で初日から小屋を開けることができた。大変なことがあっても、その都度相談しながらできるのだから、百人力である。小屋開けを一緒にやってくれる仲間たちの存在も力をくれる。

 毎年、私が小屋に上がってきた頃には、食堂はきれいになっているし、水のポンプもつなぎ終わって、蛇口をひねれば水が来る状態にしてくれていた。よくやってくれていたな、とつくづく尊敬の眼差し。高橋くん筆頭に、小屋開けのサポートに来てくれる仲間たちのおかげさまです。みんなの仕事っぷりに感謝。

 そんな小屋開けから、もうすぐ早くも2か月が経とうとしている。小屋開けしてすぐは、毎日がうわーと過ぎていったけれど、振り返ってみると嘘みたいに早かった。今年の小屋での生活も、残りわずか1か月です。