■大物ヒット時は即回収。他人のチャンスを潰す「オマツリ」を防ぐ気配り
隣の人に大物がヒットしたときは、自分の釣りを一旦ストップし、すぐに仕掛けを海から回収するのが鉄則だ。特にサバやブリなどの青物は、針に掛かるとありとあらゆる方向へ猛スピードで走り回るので、 早めに自分の仕掛けを上げておかないと、相手の魚と自分のラインが絡む大惨事になる。
筆者自身、本命の魚を掛けてやり取りしている最中に、回収の遅れた隣の仕掛けが絡み、不運にも大物をバラして(逃がして)しまい、やり場のない憎しみを感じてしまった苦い経験がある。狭い船上であっても可能な限り隣の人と距離を保つようにするのも一つだ。他人のチャンスを潰さない気配りが、結果的に自分のトラブルも防ぐのだ。
■意外と盲点? 喫煙や挨拶など、隣の釣り座とのコミュニケーションマナー
釣りというアウトドアの性質上、喫煙に関しては意外と見落とされがちだ。しかし、逃げ場のない船上で隣の人が喫煙者だった場合、風下にいる非喫煙者からすると副流煙が直撃してまさに地獄である。 喫煙する場合は風向きを考慮し、紙タバコを控えるか、「少し煙がいきます、すみません」といった一言の声掛けが重要だ。もちろん、吸い殻の海へのポイ捨ては言語道断のNG行為である。
朝一番に「おはようございます、よろしくお願いします」と隣に挨拶をするだけで、多少のトラブルはお互い様と笑って許せる関係性が築けるだろう。
■ルールを遵守して船釣りを楽しもう
限られた空間である船釣りでは、思いやりの心とルールの遵守が釣果以上に重要になってくる。基本のマナーと配慮をしっかり押さえて、誰もがストレスフリーで楽しめる最高の船釣りデビューを飾ろう!