朝穫れの新鮮な「地のもの」をその土地で楽しむ。これもキャンプの大きな醍醐味だ。まもなく最盛期を迎えるブドウ園に立ち寄って、ジューシーなシャインマスカットや巨峰をキャンプ場で楽しんでみてはいかがだろうか。本記事では筆者が4年連続で訪問している栃木市の「大平ぶどう団地」の魅力を紹介する。
■「大平ぶどう団地」って?
「大平ぶどう団地」は、栃木県栃木市の大平山南山麓に広がる北関東有数のブドウの産地。斜面を利用した広大なブドウ畑が広がる光景は、圧巻の一言。4km以上続く通称「ぶどう通り」沿いに約50の農園がずらりと連なり、「団地」と名付けられた、地域に愛されるスポットである。
佐野藤岡ICから15分、都心から東北自動車道経由で1時間15分程度とアクセス抜群なのも、キャンパーにとってうれしいポイントだ。
■おいしいブドウは山梨県だけじゃない! 大平のブドウの歴史
日本のブドウといえば、生産量1位の山梨県が有名だが、大平のブドウも「山梨に引けを取らない!」と多くのファンを魅了している。
大平町でのブドウ栽培は明治末期に始まり、1970年代の減反政策で本格化。インフラの整備がされ、1973年に現在のぶどう団地が完成した。温暖な気候と水はけのよい急斜面という自然の恵みを生かして育てられたブドウは、糖度が高く大粒。筆者もその味に惚れこみ、ここ4年は、毎年こちらの直売所で購入している。
■キャンプのお供に最高! 直売所で買うべき理由
直売所の魅力は、なんといっても、「朝穫れの新鮮さ」だ。その鮮度とジューシーさは格別! さらに直売所ならではのメリットが3つある。
●お買い得な「不揃い品」がある
味は一級品だが、粒が不揃いなどの理由で贈答用には向かないブドウが、時期によってはワンコイン(500円)前後で手に入ることも。
●レアな品種に出会える
スーパーなどには出回らない、クイーンニーナや安芸クイーン、翠峰など、珍しい品種に出会えることがある。
●農家さんと話しながら選べる
時期によって異なる品種について、農家さんから直接話を聞いて購入するのも旅の醍醐味。