夏本番、全国各地で猛暑、酷暑となっていますね。長野県北部でも連日厳しい暑さが続いています。かといってエアコンが効いた部屋ばかりにいるわけにはいきません。
山仕事が多い筆者ですが、日常的にトレーニングを続けて“動ける身体”を維持しておかねばなりません。年齢のせいでしょうか。サボるとすぐに体力が落ちてしまう今日この頃です。峠道をヒルクライムして汗を流し、颯爽と森のなかを走り抜けるグラベルライドに出かけてきました。
■グラベルロード=砂利道、未舗装の道
今回のサイクリングには“グラベルバイク”を使いました。自転車の一種ですが、比較的新しいカテゴリーで耳慣れないかもしれません。
グラベルロード=砂利道、未舗装の道を指します。グラベルバイクは、ざっくりと説明するとロードバイクのような車体に、太くてゴツゴツしたMTBみたいなタイヤを履いているイメージです。舗装路でも未舗装路のグラベルロードでも快適に走行できる自転車といったところでしょうか。乗り方次第ではどこでも走れてしまう自由さがあります。
もちろんサイクリングはロードも気持ちがいいし、効率よく距離を稼げるのですが、狭い国道などで車に気を遣いながら車道を走るのはストレスです。せっかくグラベルバイクで走るなら、なるべくグラベル(未舗装路)率を上げたいのが心情です。
■「松代」の城下町からスタート、つづら折りの峠道をヒルクライム!
今回のスタートとゴールは長野市街地の南側「松代(まつしろ)」に設定しました。松代城址を横目に、城下町の風情を感じながらペダルを漕いで県道35号線に合流「(新)地蔵峠」を目指します。
効率よく標高を稼ぐために舗装路で登っていきますが、すでに気温は35℃。所用で早朝に漕ぎだせなかったのが悔やまれます。日差しを遮るものはほぼ皆無。容赦なく降り注ぐ真夏の太陽がじりじりと体力を奪っていきます。前日より風が乾いていたのがせめてもの救いでしょうか。
山の斜面を横切るようになると、わずかながら日陰が出てきました。その代わりに勾配がだんだんときつくなっていきます。2〜3%だったのが6、7、8%と急になっていきます。とくにヘアピンカーブの内側はしんどい……。
必死にペダルを回し続けますが、滝のように流れ落ちる汗が目に沁みるし、ハンドルはぬるぬるになって握りにくいことこの上なし。脇をかすめていく自動車が恨めしいのですが、そのときの風がありがたくもあります。
熱中症になってもいけないので、ついに自転車を降りてしまいました。日陰に入ってひと休み。それがあまりにも心地よく、疲れを癒してはしばらく漕いで、また休んで……。もうヤメたい。昭和の部活を思い出してしまいます。「あとのときよりマシかな」
水分は適宜とれますが、自分で持ってきている分だけしかありません。余分に積んで(背負って)きたとはいえ、どんどん減っていきます。それでも、標高が上がるにつれて気温が下がっていき、ずいぶんと身体は楽になりました。後半はペダルを漕ぐ脚にも力が戻ってきました。