■食事提供はどうなる?

9月はこんな感じで、日替わりメニューを売店で販売する計画です

 今シーズン、7、8月は食事提供の準備を進めています。夕食は、信州産きのこたっぷりの豚汁定食を復活させる予定です。いつものお肉屋さんに、豚肉を100kg発注しました。昨年、シーズンオフに小屋に侵入した動物に派手に割られてしまった漬物皿や箸置きも、益子で追加購入してきました。

 9月は思い切って素泊まりにするつもりです。水が凍結する可能性があるので、小屋の水抜きをしてしまうのが理由です。1年目は11月まで食事提供をしていたため、天気予報を見ながらギリギリまで粘ったりしたのですが、そんなリスクを背負わなくてもいいのではないか、という判断です。

豚汁定食を試作中

 素泊まり営業をした年(台風で林道が崩壊した2年目)は、結果的にお客さんは食事の時間に縛られず、自由に山時間を過ごすことができ、それはそれでとてもよい山小屋の姿だった。

 なにかしら食べるものは提案できるよう、食材が余っていれば、その日に出せるご飯を作ろうかとも計画しています。食材がどれくらい残るのかわからないので、事前に食事の予約はとらず、数量限定売店販売で提供する予定です。食材を捨てずに済むように、みなさんに美味しく食べていただきましょう。

 ちなみに、小屋閉め間近になると、日々の運動不足と労働の蓄積で胃が疲れてきます。余らせてしまいそうな食材はスタッフの食事で消費しようとするのですが、私、この時期の食事が結構体にくるお年頃です。身体が年々重くなっていく……。

■今年もあれこれ新企画を考え中

昨年は土間に念願のスノコを設置しました

 この6年間、毎年「やってみて、次はこうしよう」という小さな変更をずっと続けてきました。

 例えば、ウェルカムドリンクで使っていたステンレスの冷めないカップ。今年は外での提供用にして、新しく益子の作家さんの湯呑みを購入しました。容量は少し小さめにしたので、飲み切れなくて残ってしまうお茶のロスも減らせるはず。それに、やっぱり陶器の器には手仕事からしか得られない温もりがあります。

 今までやってきたことも、思い切ってやり方を変えてみようと思っています。ゆっくり食事をしている横で、ガチャガチャと食器を下げられるのは嫌だよな〜。でも、自炊の方が待っているのでどんどん片付けないと。じゃあ、今年は1人分の食事をトレーでお出ししてみようかとか。朝弁当を夕食後にお渡しするために、受付や案内、売店の忙しい時間に作っていたけど、朝までにあればいいのではないか、とかね。

 近年は山も暑すぎるので、「テカリスエット」も用意しよう。レモンが入ったクエン酸入りのスポーツドリンクがあれば、体が元気になるはず。他にも売店の動線を変えよう、部屋に名前をつけよう、などなど。そんなあれこれを光小屋で5年目を迎えたスタッフ、高橋くんと話しています。

 今年はアルバイトさんもきてくれる予定で、3人体制が基本になります。登山道整備や外作業にも力を入れたい。やりたいことはたくさんある、でもできることは限られています。毎年欲は多いのですが、なかなか全てを実現するのは難しいものです。

 今シーズンもみなさんのお力を借りながら、無理なく、元気に楽しく運営していきたい。楽しいだけじゃできない、けれど楽しくなくちゃできないよね。なにより、安全に事故なく、お迎えできるようやっていきます!