■南九州最大の神宮「霧島神宮」

国宝に指定され格式の高さが漂う霧島神宮

 霧島山でミヤマキリシマを楽しんだら、この地の歴史や文化にも触れていきたい。霧島市にある「霧島神宮」は、天孫降臨の神話に登場する瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が主祭神。古くは高千穂峰と御鉢の間の脊門丘に鎮座していたと伝わり、噴火による消失で霧島神宮古宮址に祀られたがこれも噴火で焼失。そして、500年ほど前に現在地に遷座されたという。

 朱塗りと極彩色に仕上げられた社殿は豪華絢爛。南九州の神社に特徴的な龍が巻き付くように彫刻された龍柱もあり、特別拝観などで見ることができる。また、本殿・幣殿・拝殿は国宝に指定されている。

「霧島神宮」の華麗な建築美は感動もの

■湯量豊富な温泉地が充実

霧島山の南西に個性あふれる温泉地が点在

 霧島神宮周辺には霧島神宮温泉郷が広がり、温泉完備の宿、飲食店など観光スポットとして人気。霧島山麓の南西にはこうした大小の温泉地が点在し、歓楽街で賑わうところや一軒宿など温泉地の魅力はざまざま。いたるところに足湯もあり、散策ついでにリラックスできる。

霧島温泉郷で観光を楽しみながら各所にある足湯でリフレッシュ(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)

 また、霧島温泉郷の中心には、おみやげ店や食事処、観光案内所も併設する「霧島温泉市場」という便利なスポットがある。この施設から近い丸尾バス停が、韓国岳や高千穂峰の登山口にアクセスする「霧島連山周遊バス」の発着点だ。ミヤマキリシマが咲く春の霧島山を楽しみつつ、温泉・観光も満喫できる滞在拠点としても最適だ。

「霧島温泉市場」は買い物や食事、観光情報もゲットできる便利なスポット(撮影:BRAVO MOUNTAIN編集部)
霧島温泉郷の中心地「霧島温泉市場」