■撮りたい瞬間を逃さないために
稜線に出ると、シャッターを切りたい瞬間が何度も訪れる。今回の山行に連れて行ったのが「AOKAミニ三脚カーボンロングタイプ3段CMP163CL+KB20」だ。突然だが、これがとても良くて登山ギアの一軍になったのでご紹介したい。
女性のザックは、決して余裕があるわけじゃない。防寒、行動食、化粧品、日焼け止め…… 気づけば細かいものが増えている。いつも「三脚はどうしよう」と嵩張ることと重いことで迷ってしまっていたが、この三脚はペットボトル1本分の重さと超スリムでコンパクトなので、今回は持っていくことを迷わなかった。むしろ感動していた。常念岳は、撮影ポイントの多い山だ。ここで立ち止まってしっかり撮影したいと思っている。
■山頂で実感した道具の力
山頂に着くと、意外にも風が弱まり、とても静かだった。私のカメラは NikonZ5 なのでこの三脚には大きめなカメラだが、センターポールは使わず取り付けると安定感があり、安心して使えた。センターポール分の重さも軽減できるし一石二鳥だ。脚の伸縮もスムーズで、力がなくても高さが出せる。風景だけでなくその中に立つ自分の思い出も撮影できる。携帯を取り付けることもできるので、優れものすぎる。三脚難民だったが、いいものと出会えた!
こういうギアとの出会いは本当に嬉しいものだ。朝焼け、夕焼け、星空の撮影がより楽しくなるだろう。