◼️️️寒がりの私なりに使い分けるなら……
寒がりの私なりに、それぞれの使い方を考えてみました。
サーモライトエコモードは軽くて暖かいので、室内着としてとても重宝しています。ハイキングでは、体温が上がるようなペースで歩く時は、寒くても無風なら単体で着るのがちょうどいい。風があるシチュエーションでは、薄いウインドシャツやウインドベストとレイヤリングすることで保温力を微調整しています。
一方、グリッドフリースジャケットは、単体でもある程度の風を防ぎ、適度に保温してくれるので、レイヤリングがよりシンプルにできます。運動強度を上げすぎないように意識しながら、のんびりとハイキングする時に向いているでしょう。
◼️️本格的な登山メーカー製品との違いは?
アクティブインサレーションの代表的な素材のひとつ「プリマロフトアクティブ」は、保温着ながら向こうが透けるような構造です。この素材を使ったウェアを単体で着ると、風が吹き抜けるような優れた通気性が感じられます。レイヤリングの幅を大きく広げる革新的なウェアですが、快適に使いこなすためにはある程度の知識と工夫が必要です。
ワークマンの「サーモライトエコモード」は、同じような特徴を備えつつも、“より万人に使いやすいようにマイルドに仕上げた製品”ということができそうです。
グリッドフリース素材についても、各社から様々なグリッドパターンや異素材との組み合わせなど、工夫を凝らした製品が数多く販売されています。登山メーカーのウェアは、手を伸ばしても袖や裾が足りなくなることがなく、登山独自の動きに対応するパターンが採用されています。
その点、ティゴラの「グリッドフリースジャケット」 は街向けなシルエットのようですが、機能面では遜色なく使えると感じました。
ぜひ、この話題のジャンルを手頃な価格で試してみてください。