スポーツサングラスは、紫外線や太陽光を抑え、虫などから目を守るアウトドアの重要アイテムです。しかし、日本人で常用する人はまだまだ少ないギアと言えるでしょう。かく言う私も、日本人顔で普段メガネを使わないので、いざかけるとノーズパッドがズレたり、鼻に不快感を感じることが多いことを懸念していました。

 そんな時に見つけたのが、今回紹介するメガネ産業で有名な鯖江発のブランド「エアフライのサングラス」。メガネにまつわるアンケートで、常に不満点の上位にくる“ノーズパッド問題”を、パッドを取り除くことで解決した画期的なサングラスです。

 早速、購入してフィールドで使ってみたので、気になるかけ心地をレポートします。

◼️️ノーズパッド問題の解決方法は「サイドパッド

サイドパッドは、他のサングラスにはないパーツ。この部分を頬骨に乗せるように調整する。芯材を曲げることで微調整も可能

 通常、鼻骨を押さえることでサングラスの位置を調整するノーズパッドですが、これを廃止し、頬骨を両サイドから押さえるサイドパッド構造を採用しているのが、このサングラス最大の特徴です。

 L字型のサイドパッドの中には、自由に変形できるチタン芯材が入っていて、納得いくまでフィット感を微調整することができます。顔とサングラスの距離も調整ができ、フレームと頬が当たってしまう問題や、顔への圧迫感の微調整もできます。

 視界にノーズパッドが入ることがなく、遮るものがないため風の通りも良くて快適に感じます。耳に掛けるモダンも曲げることができます。どんなに頭を振ってもまったくズレず、ランナーや自転車のライダーに人気のなのも納得のフィット感です。