雨や雪の日のお出かけで悩むのが“靴”ではないだろうか。濡れずに歩きやすく、できればお手頃な価格で手に入る靴が欲しいと思った筆者が辿りついたのが、ワークマンの「防水サファリシューズ」だった。

 今回は、実際に1年間さまざまなシーンで使用して、よかったポイント、気になったポイントをレビューする。

■ワークマン「防水サファリシューズ」を1年間使ってわかった、よかったポイント

●防水性に優れ、デザインもおしゃれ

「防水サファリシューズ」の靴の中には模様がありデザインが凝っている

 「防水サファリシューズ」は1,900円(税込)という低価格ながら防水シューズとしての機能は抜群だ。靴全体が合成ゴムでできているので水が染みて濡れる心配がなく、接地面から約7cmまでの浸水に耐えられる。

 またデザインがシンプルなので、さまざまな服装に合わせやすい。筆者が持っているのは男女兼用の防水サファリシューズで外側が単色だが、レディースバージョンはバイカラーのおしゃれな仕様となっている。

●ハイキングや農作業でも活躍

靴底がしっかり曲がるため、爪先立ちもしやすい

 防水サファリシューズは雨や雪の日以外にも、ぬかるんだ地面を歩く場合や農作業におすすめだ。筆者は舗装された道路や土の道を2時間ほど歩く仕事をしていたのだが、雨の日も坂道や下り坂の地面をしっかり捉えられる感覚があり、歩きやすかった。雨が靴の履き口から流れて足が濡れてしまうことはあっても、履き口さえしっかりレインウェアで覆ってしまえば濡れることはなかった。

 またミカン収穫の農業バイトでも使用したのだが、靴底が足に沿ってしっかり曲がるため、脚立や直接木に登る作業も問題なくできる。雨の日の翌日は、地面に引いてあるシートや落ちたミカンで濡れる心配もなく作業できたのがよかった。

●丸洗いできて、お手入れ簡単

 お手入れが簡単で農作業やハイキングで泥だらけになってしまっても、丸洗いできるのが便利だ。何度かブラシでゴシゴシと洗ったが傷つくこともなく、晴れていれば1日で乾く。

 ゴシゴシとハードに洗っても、1年間変わらず履けたのはコスパがよいと感じた。