凛とした空気の中で過ごす冬場のアウトドアは、夏にはない閑静な魅力に満ちています。しかし、避けて通れないのが、凍えるような寒さへの対策。
特に指先の冷えは、テント設営などの細かな作業の天敵で、パフォーマンスの低下にもつながりかねません。
そんな冬のアウトドアシーンを、もっとアクティブで快適なものに変えてくれる強力な味方が、ハックから登場した「分離型マグネット付きハンディウォーマー」。ポケットに忍ばせるこの小さなアイテムが、冬の野外での過ごし方を温かくサポートします。
■待ち時間はほんのわずかでポケットに温もりが広がる
このウォーマーの真骨頂は、その圧倒的な立ち上がりの速さ。電源を入れてわずか10秒ほどで、冷え切った指先を熱がじんわりと包み込みます。凍てつく朝、シュラフでスイッチを入れれば、温かな寝起きをスムースに後押ししてくれます。
温度は環境に応じて、3段階(弱:約45℃/中:約50℃/強:約55℃)に調節可能。極寒の屋外ではパワフルな「強」、テント内でのリラックスタイムには穏やかな「弱」など、最適な温もりをチョイスできるフレキシブルさが、ありがたいポイントです。
■二つに分けられる新発想で温かさをシェアできる
この製品の最大のセールスポイントが、磁石でくっつくセパレート構造。本体を中央から二つに分けて、アウターの両ポケットにそれぞれ入れれば、左右の手を同時に、効率よく温めることができます。
使い捨てカイロだと、片手に一つずつ使わなければなりませんでしたから、画期的な機能といえます。
さらに、一つに合体させれば、両面から発熱するカイロとして、冷えた首元や腰など広い範囲をじっくりと温めることも可能。仲間が寒そうにしていたら、片方を渡してフォローしてあげることも。そんな使い方ができるのも、このウォーマーならではの魅力です。