■自分で釣ったタコは格別!  美味しい3つの食べ方

持ち帰ったタコを調理、フルコースで1日を振り返る
釣ったタコのたこ焼きは天下一品

 タコ好きには、自分で釣ったタコの味わいをぜひ体験してほしい。鮮度が抜群なため、香り・歯ごたえ・旨味のすべてが際立っていた。筆者がおすすめしたい3つの食べ方を紹介する。

 まずは生食。

 刺身は、釣ったばかりの新鮮なタコだからこそできる食べ方である。コリコリとした歯ごたえと、濃厚な海の旨味が口いっぱいに広がり、一口で感動が押し寄せる。

 次にタコしゃぶ。

 薄切りの切り身を湯にくぐらせて表面だけを軽く火に通すことで、タコの甘みが際立つ。非常にシンプルな調理法ながら、素材の持つ魅力を最大限に引き出せる。

 3つ目は加熱して。

 筆者のおすすめはタコ飯とタコ焼きだ。タコの炊き込みご飯は、出汁が米全体に染みわたり、噛むたびに旨味が広がる。タコ焼きは普段でも人気の高いメニューだが、自分で釣った実感が加われば、より満足感の高い一品になるだろう。

■タコ釣りで手軽に“うまい”アウトドア体験を

 釣れる驚き、触れて感じる迫力、そして食べて味わう感動。

 東京湾で体験できるタコ釣りは、釣りが初めての人でも安心して挑戦できるアウトドア体験である。東京湾にはタコエギ釣りを楽しめる港が複数ある。都心から気軽に出かけて、本当に“うまい”時間を過ごしてみてほしい。