■こだわりの店舗が並ぶフードコート

4店舗が揃うフードコートでは地元名店の味を気軽に味わえる

 地産食材が味わえる前橋を代表する4つの名店が並んだフードコートも見逃せないグルメスポットだ。どの店も道の駅初出店で、ラーメン、うどん、イタリアン、定食とジャンルが分かれているから幅広いニーズにマッチする。また、ここならではのオリジナルメニューが味わえる。

 フードコートのラウンジには約160席を完備。さらに屋外テラスもあるのでゆっくりと食事を楽しめる。

醤油・塩どちらのラーメンもあっさりした味わいの「前橋・赤城 らーめん翔鶴」

 行列ができる市内の人気ラーメン屋が出店した「前橋・赤城 らーめん翔鶴」は、地鶏をじっくり煮だした黄金色のスープがこだわり。なめらかでコシのある自家製麺との相性もいい。また、昭和初期創業の老舗うどん店が出店する「うどん処ぬくい」は、道の駅限定メニューとして赤城鳥のおっきりこみや群馬県産バラ肉のつけ汁うどん、県産野菜の天ぷらなどを揃えている。

前橋産の豚肉を使った濃厚ポークシチューをたっぷりとかけた「Rocco」の「まえばし赤城ナポリタン」

 イタリアンレストラン「Rocco」はイタリアから輸入した最新の本格ピザ窯を完備し、本格ピザを焼きたてで味わえる。赤城鶏と地元野菜を使った「赤城鶏の照り焼きピッツァ」や、前橋産の豚肉を使った「まえばし赤城ナポリタン」など、さまざまなメニューに群馬県らしさが盛り込まれている。

 そして、「地産地消食堂アカギメシ」はガッツリ食べられる和定食メニューが揃ったお店。赤城牛のローストビーフ丼や、やまと豚の豚丼など、地産地消を意識し、なおかつ地元食材の魅力をより引き立てる道の駅オリジナルメニューが味わえる。

■農産&畜産物に鮮魚まで買える!?

季節ごとの地場野菜が並ぶ農畜産物直売所「Akagi FarmLife」

 地元特産品の買い物も道の駅を訪れる楽しみのひとつだ。農畜産物直売所「Akagi FarmLife」は、赤城山麓一帯で栽培された野菜や、前橋の特産品である豚肉や加工品などが直売されているコーナー。この施設がユニークなのは、生産者が毎朝採れたての野菜や果物を出荷している。四季折々で旬の野菜や果物が並ぶので、ライブ感を味わうことができる。

 また、建物内には物産販売コーナーもあり、前橋・赤城の厳選食材による道の駅オリジナル商品など、おみやげにぴったりなアイテムが揃う。

直売所の詳細はこちら
内陸の中央部に位置する群馬県の立地を生かし、「前橋赤城鮮魚センター」には太平洋と日本海の鮮魚が集まる

 群馬県は海なし県だが、なんとこの道の駅の敷地内には「前橋赤城鮮魚センター」がある。商品は神奈川県や石川県などの漁港から直送されるため、太平洋と日本海の旬の魚がいち早く楽しめる。また、店舗では職人がさばいた鮮魚のお寿司や海鮮丼を提供。購入した商品を三枚おろしや刺身に加工してくれるサービスや、包丁を研いでくれるがサービスが無料で利用できるというからありがたい。

旬の魚が手に入る「前橋赤城鮮魚センター」

■観光案内所も活用しよう

地元の観光情報を収集でき「E-bike」のレンタルもある観光案内所

 「道の駅 まえばし赤城」には敷地内に観光案内所が設置されている。豊かな自然に恵まれた前橋・赤城の観光情報を発信し、ローカルな観光地をめぐるガイド付きのツアーも実施している。また、サイクルステーションを併設しているので、ここで電動アシスト自転車「E-bike」をレンタルし、周辺観光に出かけることも可能。観光案内所では、道の駅周辺のほか、赤城山の自然を体感できるサイクリングツアーを提供している。

スポーツバイクに電動アシスト機能が搭載された「E-bike」は長い距離も楽に移動できる

前橋市をはじめ群馬県内のさまざまな情報やパンフレットが入手できる
道の駅を拠点に周辺観光も 

■温浴施設でリラックス

ドライブ帰りや道の駅で遊んだあとに「まえばし赤城の湯」の美肌の湯を満喫

 道の駅の敷地内にある「まえばし赤城の湯」は昭和レトロな温浴施設。昔懐かしい銭湯の雰囲気を再現し、受付は番台風になっており、浴場には、日本でただ1人の女性銭湯ペンキ絵師、田中みずきによる赤城山の背景画が描かれている。また、「サンゴライトバスソルト」を導入した湯は、水分を保って皮膚の乾燥を防ぐ効果があるといい、“浸かる化粧水”と称されている。露天風呂も完備し、季節ごとの赤城の風景を眺めながらリラックスするひとときが格別だ。

「まえばし赤城の湯」で美肌の湯を体感

 買い物や食事、入浴までできる「道の駅 まえばし赤城」は、群馬県中央部に観光に出かけたときの休憩地として最適なところ。例えば、赤城山への登山や、その山麓に赤城大沼でウォーターアクティビティを楽しんだ後、立ち寄りスポットとして最適だ。また、首都圏から伊香保や草津、水上・谷川などに出かけたときも、行き帰りにもちょうどいい場所に位置している。ドライブの休憩場所として重宝するが、年間約200のイベントを開催予定だというので、道の駅で楽しむことを目的に訪れても十分満足のいく1日を送れるだろう。

道の駅には楽しみが満載!