◼️今年は駅前に登山情報発信拠点を整備

今年ならではのニュースとしては、JR信濃大町駅前に「まちなか山岳スタンド」なる登山者向けの情報発信拠点が設けられるそうです。
営業日は、7月19日(土)〜11月3日(月・祝)までの土日祝のみ。早朝6時から14時まで開いており、最新の登山情報の提供や行動食、携行備品などの販売をするそうです。店舗はJR信濃大町駅出口を出て、右手に進んだ先にあります。
ちなみに、7月上旬現在、周辺の登山道や林道の通行止め情報はなし。スムーズに目的地に迎えそうです。

■行きづらいことも「裏銀座」ならではの魅力

表銀座やパノラマ銀座のような派手さはなくとも、裏銀座はアクセスが難しい分、喧騒を避けてじっくりと静かな山と向き合えることが大きな魅力です。烏帽子岳や鷲羽岳のように非常に個性的な山々があり、水晶岳(百名山の中でも、特にアプローチが長い山のひとつ)や双六岳から眺める迫力満点の景色には、なんとも言い難い感動があります。

近年は各地でマイカー用の駐車場が飽和状態になる問題が起きており、公共交通機関の重要性が見直され始めています。バスを上手に計画に組み込めるかが、夏山山行を充実させるカギとなるかもしれません。
