最新缶詰の中身は煮卵(2コ入り)!

左は開けたままの状態。右は1コを半切りにした状態

 フタを開けると、ああやっぱり! 何と煮卵が2コ、収まっているのである。まさかの煮卵缶だったのである。

 ちなみに、今回開けたのはカレー味で、ほかにスタンダードなしょうゆ味もある。しょうゆ味のほうは、例えばラーメンを作ったときなどに至極便利ではないか。常温保存できるから、取りあえず買っておけば、欲しいときにはすぐ使えるのだから。

 で、今回開けたカレー味は初めて食べたが、うーん。何と言うか、カレーがとっても懐かしい味付けであります。カレーというよりも、こういうカレー味の料理を、かつて給食で食べたような気がする。あまり辛くなく、スパイシーでもなく、とろみが付いて甘じょっぱい感じ。あ、思い出したぞ!

郷愁たっぷりのカレー味ポテサラ

惣菜のポテトサラダと合わせてみた

 この缶詰の使い方を思いついたので、いったん撮影を中止し、近くのスーパーに買い物に行った。買ってきたのはポテトサラダであります。

 で、かくのごとし。缶にたっぷり入っていたカレー汁をポテトサラダに掛け、煮卵を乗っけて主役とした。こんなカレー味のポテサラって、昔あったような気がするのだ。きっとマカロニサラダに合わせても、郷愁たっぷりのカレー味に味変できると思う。

 ところで、日本の缶詰工場は、おおむね魚介類の原料を扱うところと、肉類の原料を扱うところで分かれている。操業する際の認可がそれぞれ違うからだそうだが、岩手缶詰はなんと、両方を造ることが出来る企業なのだ。だから缶つまの「マテ茶鶏のオリーブオイル漬け」のような肉缶だって得意なのであります。

 同社のサバ缶がしばらく食べられなくなるのは切ないけど、きっと今後も様々な食材を使ったユニークな缶詰を開発してくれることだろう。

 

<今回の缶詰情報>

岩手缶詰「魚介のリゾット缶3種 各190g」

岩手缶詰「煮たまご缶詰2種 各180g」