■駐車場からすぐ!  無料で潮干狩りができる場所 2選

●お台場海浜公園

お台場海浜公園の駐車場。車を降りると目の前がビーチ 

 筆者が知る限り、お台場海浜公園は関東でもっとも混雑の少ない潮干狩りスポットのひとつだ。無料の駐車場が併設されており、車を降りるとすぐ目の前に人工海岸のビーチが広がる。

 狙いどきは、大潮の干潮時間前後。遠浅の海ではないため、ホンビノス貝が狙える干潟は、大きく潮が引いたタイミングで現れる。

 ビーチ全体で潮干狩りができるが、おすすめはビーチのコーナーあたり。「足洗場」も近くにあるエリアで、経験上、このあたりにいい干潟が現れやすい。

※貝の大きさが十円玉以下の場合、持ち帰りできないので注意。

お台場海浜公園
住所 〒135-0091  東京都港区台場1丁目 

ホームページURL:https://www.tptc.co.jp/park/

●【MAP】お台場海浜公園

●千葉ポートパーク

千葉ポートパークのビーチは、ホンビノス貝やアサリ以外にも様々な貝が採れるのが魅力

 千葉ポートパークのビーチは、潮干狩りはもちろん、様々な砂地環境や生物の観察もでき、子ども連れのファミリーには特におすすめのスポットだ。粗い砂の所もあれば泥のような砂地もあり、アサリ、マテ貝など様々な貝が採れる。ホンビノス貝は、千葉ポートタワーを背にして左奥の干潟で採れやすい。足を洗う水場も近くにあるので便利!  もちろん併設の駐車場も無料だ。休日は早めに行くと混雑も避けられて、よりのびのびと潮干狩りが楽しめるだろう。

※貝の大きさが十円玉以下の場合、持ち帰りできないので注意。

千葉ポートパーク
住所 〒260-0024  千葉県千葉市中央区中央港1丁目 

ホームページURL:https://chiba-portpark.com

●【MAP】千葉ポートパーク

■ホンビノス貝を探すことで収穫量が増える!

 ホンビノス貝は、アサリよりもやや深い砂泥地に生息するので、ホンビノス貝を採ろうとすると、ごく浅い“水中”で行うことになる。その結果、場荒れしていない箇所を掘り進めていくことになるため、アサリやハマグリも収穫できることが多いのだ。

 まだホンビノス貝の濃厚さを味わったことがない方は、これから始まる潮干狩りシーズンにぜひ「江戸前ホンビノス貝」を狙ってみてはいかがだろうか。

 

※この記事の情報は2025年4月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。