アメリカ・カリフォルニアで生まれた「Mountain Hardwear(マウンテンハードウェア)」。高品質、高機能で耐久性に優れたアウトドアアパレルは、クライマー、アルピニスト、バックカントリースキーヤーなど、極所で活躍するアスリート達にも絶大な信頼を獲得している。

 そのマウンテンハードウェアが、地球環境を考える「アースデイ」をテーマに写真家・竹沢うるま氏の作品「白夜の光」とコラボしたTシャツの発売を4月11日(金)からスタート。

■美しい自然環境に感謝するアースデイをきっかけに

シロクマを探しに出かけたカナック沖で出会った大きな氷山。夕日で赤く照らし出されている(写真:竹沢うるま)

 4月22日(火)のアースデイは、地球や環境のことを考え、美しい自然環境に感謝する1日とされている。環境問題が顕著に叫ばれる近年の制定と思われるが、50年近い歴史があり、現在では多くの国と地域で環境活動が行われている。

真冬の岩山。白銀の世界の中で、雪が落ちて岩が露出した岩壁の色は、極北では新鮮にうつるという(写真:竹沢うるま)

  マウンテンハードウェアは、これまでもアースデイにおいて「Keep Earth Awesome-素晴らしい地球をそのままに-」をテーマに様々な環境啓蒙活動を行ってきた。

 今年は、写真家の竹沢うるま氏が見てきた北極での「白夜の光」をテーマに、うるま氏が触れた自然の光が大きくプリントされたコラボTシャツを発売する。

黒鳥の羽の表面上にできた薄氷。極地の乾燥下で水分が少ないのか、全面が凍ることなく、一部分が凍っている(写真:竹沢うるま)

 ●カラーもデザインもそれぞれに!  北極でしか見ることのできない美しい氷と光が表現される

それぞれの作品の世界観とともにカラー展開される

  今回、発売されるコラボTシャツは3種類。それぞれ、極寒の地で黒鳥の羽の上にできた白い薄氷、極地の真冬の岩壁、夕焼けのカナック沖の氷山の写真がプリントされ、北極の様々な光を感じることができるカラー展開となっている。

 素材はリサイクルポリエステル100%で、吸湿速乾性に優れ、コットンライクなしなやかな着心地で、アウトドアでのシーンはもとより、普段着としても幅広く使えそうだ。

 何より、アースデイをきっかけとして、またこのTシャツに袖を通すたびに、普段我々が享受する自然の恩恵に感謝し、その環境を守るために何ができるかを見つめ直すことになるのではないか。

背面にはKEEP EATH AWESOMEの文字がプリントされる

「アースデイハードウェアT」
価格:7,700円(税込)
素材:リサイクルポリエステル100%
サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:全3色

■Keep earth awesome 素晴らしい地球をそのままに

写真家・竹沢うるま氏。世界各地で撮影活動を行う

  世界規模で進行する気候変動。いま北極はその影響を大きく受けている。10万年前に形成された氷河の氷が溶けだし、冬に凍るはずの海が凍らない。かつては極地探検の拠点になっていた北極北部もその例外ではない。世界最北端の村シオラパルク。

 気候変動はこの地で狩りをして暮らす人々の生活にも大きな影を落としている。彼らは冬になると犬ぞりに乗って狩りに行く。しかしながら、海が凍らないことが増え、狩りができる期間は短くなった。また不安定な氷の状況は彼らに危険をもたらす。

 気候変動を引き起こす要因は、極地に暮らす彼らではなく、そこから遠く暮らす我々の一つひとつの行動の結果にある。自然から遠く離れた都会での生活が、極地に負荷を与えている。いま一度、我々はその繋がりを意識し、再考することが必要なのかもしれない。極地の自然環境と、我和の日々の生活が繋がっている。そのことを知るきっかけとなることを願う。-竹沢うるま

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●竹沢うるま

写真家。1977年生まれ。同志社大学卒業。
在学中、アメリカに一年滞在し、モノクロの現像所でアルバイトしながら独学で写真を学ぶ。帰国後、ダイビング雑誌のスタッフフォトグラファーとして水中撮影を専門とし、2004年よりフリーランスとなり、写真家としての活動を本格的に開始。これまで訪れた国と地域は140を越す。「大地とともに生きる人々」をテーマに世界各地で撮影活動を行う。

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