■新ゴンドラ記念メニューもあり

ゴンドラ山頂の複合施設「スカイアーク」には複数のレストランが揃い、座席数は約300席、屋外にもテラス席が用意されている。メインレストランの「Hakuba DELI」では、新ゴンドラ運行を記念して特別なメニューを数量限定で提供中。その名も「Hakuba DELIスタンダードプレート~新ゴンドラ記念メニュー~」だ。
サラダやお肉料理、ライスやパスタ、パンなどさまざまな料理が味わえるワンプレートメニューで、白馬村のキャラクター「ヴィクトワール・シュヴァルブラン村男三世」の旗も付いてくる。


「スカイアーク」内にはスープの専門店「Soup Stock Tokyo」も出店。人気メニューの「オマール海老のビスク」のほか、この白馬店限定の「東京ボルシチ」などここでしか味わえないスープも揃う。冷たいぜんざいもあるので、休憩時のおやつにもぴったりのお店だ。
また、スープのほかに、「無花果(いちじく)チャツネのキーマカレー」など、しっかり食べられるメニューも提供。無花果でオリジナルのチャツネを作って牛挽肉と合わせたもので、ほんのりと甘さが感じられるキーマカレーだ。
■スイーツは季節限定メニューを堪能

特別感のあるランチを満喫したあとは、雪質の良いコースをもうひと滑り。体が心地よい疲労を感じたころに、ティーブレイクをとることにした。
「5線サウス」のリフト乗り場にある「CHAVATY HAKUBA」はティーラテと焼きたてスコーンの専門店。このお店では季節ごとの限定メニューを用意しており、「この冬はどんなメニューが登場するのかな?」と楽しみだったのだ。
今季の季節限定メニューは、信州りんご「ぐんま名月」を使ったアップルサイダーとスコーン。このうち「信州りんごのクリームサンドスコーン」を注文してみると、ホワイトチョコレートのホイップクリームがたっぷりとスコーンにサンドされてボリューム感がある。大きく口をあけてパクっとかぶりつくと、クリームの中にりんごの果肉が入っていてほどよい酸味が広がる。

■テラスや映えスポットで観光も

「白馬岩岳スノーフィールド」は何度も訪れたことがあるが、やっぱり名所である「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の眺めは見ておきたくなる。北アルプスを一望できる絶景スポットなので、山頂エリアのコースを回しながら山がきれいに見えるタイミングを見計らって「今がチャンス!」とばかりにテラスに向かう。
早朝のテラスは比較的に人が少ないけれど、10時過ぎからスキー・スノーボードをしない観光客が集まりはじめ、昼過ぎにはたくさんの人がテラスの絶景目当てに集まってくる。そして、こだわりのアングルやポーズを考えながら、それぞれがベストショットを残そうと撮影を楽しんでいる。

テラスの絶景に加え、その周辺のスノーアウトドアエリア「IWATAKE WHITE PARK」にも映えスポットが増えていて、観光客があちこちでフォトショットを楽しんでいた。雪に埋もれた丸い空間にテーブルとベンチが設置された場所では、単純に休憩利用する人もいれば、ポーズをとって撮影を楽しむ人もいる。エリアを散策しながら、そこにあるアイテムを各々自由に楽しんじゃえば、それでいいのだ。

「白馬岩岳スノーフィールド」のいいところは、滑りと遊びのどちらも満足いくまで楽しめることだろう。朝からパウダースノーを味わい尽くし、滑りに満足したら観光タイムにシフトチェンジ。そんな充実感を味わえるので「また来たいな」と思えるのだ。