■気を付けたい「融雪剤」を撒いた後の路面

雪道は突然状況が変わる

 雪道では、時に融雪剤が撒かれる。雪が溶けてよいことのように思えるが、融雪されてたシャーベット状の雪にハンドルをとられてしまう場合がある。特に積雪が多いと、深いシャーベット状の路面になり、ハンドルをとられるリスクが高まる。

 融雪剤は、雪道すべてに撒かれるわけではなく、危険な要所に点在的に撒かれるので、気づかず走行中に突然ハンドルをとられてしまう場合も。雪が降っていれば、見た目ではシャーベット状になっている場所がわかりにくいことも意識して運転することが必要だ。

■路面の変化を意識して安全な運転を

 冬季は周囲の環境によって路面状況が変わり、運転中の急な対応が追いつかないことで事故につながりやすい。未然に防ぐ方法は、スピードを出しすぎないことと、十分な車間距離だ。急がなくてもよいよう余裕をもって時間管理をして、冬の運転もぜひ安全に乗り切ってほしい。