昨シーズンの雪不足がウソのように、今シーズンは日本海側を中心に12月からまとまった降雪となり、各地のスキー場ではシーズンインからパウダースノーを楽しむスキーヤー、スノーボーダーの歓声に沸いている。
群馬県、谷川岳の中腹に位置する「Mt.T by 星野リゾート」もシーズンインからすでにパウダー全開! 名称も新たに、シーズン序盤からすでに最高潮の雰囲気となっている。
■谷川岳 天神平スキー場 →「Mt.T by 星野リゾート」 今シーズンから名称変更
長年に渡り「谷川岳 天神平スキー場」として親しまれてきた同スキー場は、今シーズンからその名称を「Mt.T(マウントティー)by 星野リゾート」と変更。すでに谷川岳ロープウェイは「谷川岳ヨッホ」へと名称は変更。2022年からロープウェイ、スキー場を運営する星野リゾートによるリブランディングの一環として、名前も新たに生まれ変わった。
スキー、スノーボードだけでなく、年間を通して登山や観光でも多くの人が訪れる同施設では、名称を変更したというだけでなく、今後さらに多くの人に谷川岳の自然を楽しんでもらえるようにと、サービスの充実が図られるという。
■Mt.Tって!?
これまで同スキーは、谷川岳ロープウェイ、天神平スキー場と、その名称が様々に認識され、分かりづらさがあったという。そこで、谷川岳、天神平、高倉山、田尻沢といった同スキー場を表す共通する頭文字のTをとって「Mt.T by 星野リゾート」という名称となった。
■安全に谷川岳のパウダーを楽しむために
豊富で良質なパウダーを目当てに国内外問わず、多くのスキーヤー、スノーボーダーが訪れる同スキー場であるが、その魅力はスキー場だけにとどまらない。
谷川岳でのパウダーとなれば、バックカントリーフィールドも人気だ。もちろん、スキー場の管理区域外のため、雪崩、遭難などリスクも高く、滑走のみならず、さまざまな雪山での技術や経験が必要とされる自己責任エリア。
それでも多くのバックカントリーユーザーがロープウェイを利用するため、同スキー場ではユーザーに対して安全啓蒙という面を強化している。
ビーコン、ショベル、プローブといったバックカントリーでの必携ギアのレンタルや、ロープウェイ山頂駅にはビーコンチェッカーが設置され、ホームページ上では、天気だけでなく、日本雪崩ネットワークによる情報もアップされている。
また、パウダーシーンでは人気の「VECTOR GLIDE」がレンタルできるデモセンターも今シーズンからオープン。絶好のコンディションでは試してみるのもいいだろう。
*VECTOR GLIDEデモセンターは星野リゾートが運営するネコマ マウンテン、トマムスキー場、OMO7旭川でもオープン
首都圏から最も近いパウダーフィールドともいえる「Mt.T by 星野リゾート」。雪山ギアのレンタルも名称の変更も、全てはより多くの人に安全に谷川岳の自然を楽しんでもらいたいという思いから。
今シーズンは12月から例年にないほどの降雪に恵まれている。降雪後にはゲレンデ一面に広がるパウダースノーをMt.T by 星野リゾートで思う存分楽しもうではないか。