■100均の圧縮袋と比較してみた

100円ショップの圧縮袋(右)とは素材の違いを感じる

 100円ショップでもファスナーで圧縮するタイプの圧縮袋が販売されている(400〜500円)が、違いを比較してみた。

●素材の違い

 「LIXIA旅行用圧縮袋」は高耐久ナイロンを使用しており、100円ショップのポリエチレンに比べて生地の厚みもあり、強度と耐久性で優れている。

 明るい場所で比べると、「LIXIA旅行用圧縮袋」は光が透けて見えないのに対し、100円ショップのバッグは透けて見える点でも、生地の厚さに差があると感じた。

●ファスナーの品質

 「LIXIA旅行用圧縮袋」はYKK製のファスナーで、100円ショップの圧縮袋はノーブランド。ファスナーのタブの大きさや形状は似ているが、やはり実際に閉めるとスムーズさに違いがある。また、長く使用すれば耐久性にも差がでるだろう。

●圧縮力の比較

圧縮後の外観。左:「LIXIA旅行用圧縮袋」右:「100円ショップ」共に圧縮後の厚さは同等だが、仕上がり感が違った

 圧縮力にどれほどの差があるのか確認してみた。「LIXIA旅行用圧縮袋」と100円ショップの同サイズの圧縮袋に、それぞれ「肌着上下4着、靴下4足、フェイスタオル2枚」を入れて圧縮してみた。どちらも厚さは約12cmで、圧縮力は同等だ。ただし、ピシッと張りのある圧縮ができたのは「LIXIA旅行用圧縮袋」となった。

 以上の比較から、コストパフォーマンスを重視するなら100円ショップの圧縮袋も選択肢に入るが、頻繁に使用する、また耐久性を求める場合は「LIXIA旅行用圧縮袋」がおすすめだ。

■気になる部分と注意点

 圧縮で優れた効果を確認した「LIXIA旅行用圧縮袋」だが、気になる部分もあるのでいくつか挙げてみた。

●衣類を一つ取り出す場合でも、全部出す必要がある

 ファスナーで圧縮するタイプの圧縮袋は、構造上目的の衣類を取り出すときにファスナー全体を開ける必要がある。その際に、再度衣類を入れ直し圧縮しなくてはいけない。この点では、小分けにできるポリエチレンなどの圧縮袋が便利だと感じた。

●圧縮によるしわが発生しやすい

 圧縮するため「しわ」は避けられない。そのため、しわになっても問題のない、肌着類などのインナーやタオルを収納するのがおすすめ。                    

 シャツなどは避けた方が無難である。今回試しに入れたデニム地のパンツには、折り目のような「しわ」ができた。

 なお、圧縮袋の洗濯に関しては「漂白剤の使用を避ける」「30℃以下のぬるま湯で手洗い」となっている。なお、乾燥機はNGなので、吊り干しで乾かそう。

■「LIXIA旅行用圧縮袋」で荷物をできる限りコンパクトにして、スッキリと収納しよう

 「LIXIA旅行用圧縮袋」は、その圧縮力や耐久性で多くのユーザーから高評価を得ている。旅行やソロキャンプではコンパクトに衣類をまとめられ、キャリーケースやバックパック内のスペース確保に役立つだろう。今回実際に使用してみて、人気の理由が納得のアイテムであると感じた。

 

LIXIA旅行用圧縮袋
価 格/Sサイズ  1,999円、Mサイズ  2,280円、Lサイズ  2,580円(全て税込)
カラー/ネイビー、グレー、ブラック
サイズ/Sサイズ(幅約20cm 長さ約30cm)
    Mサイズ(幅約20cm 長さ約36cm)
    Lサイズ(幅約30cm 長さ約40cm)

LIXIA旅行用圧縮袋

※この記事の情報は2025年1月現在のものです。価格や在庫状況が変更されている場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。