■ナルゲンボトル活用術その3 ランタンとして活用!

 水を入れたナルゲンボトルを携帯のライトやヘッドライトの上にセットすると、ランタンとして活用ができる。スポーツドリンクのような少し濁りのある飲料を入れて使用すると、光が拡散してよりキレイに光るのでおすすめ。

 昼間はボトルとして使用し、夜はランタンとして活用すれば、テント泊登山や徒歩キャンプなど、荷物を減らしたいけれど夜の灯りを確保したい時に重宝する。

ナルゲンボトルに水を入れたランタン。スマホのライトでもきれいに光る

 ナルゲンボトルにはグローボトルという蓄光素材のボトルもあるので、いろいろなナルゲンボトルを集めてランタンとして使うのもいいだろう。

■ナルゲンボトル活用術その4 保冷剤として活用

 ナルゲンボトルはマイナス20℃まで使用できるので、水を入れて凍らせることも可能だ。凍らせたナルゲンボトルをクーラーボックスに入れておけば、保冷剤として活用できる。

 氷が溶けたら中身は飲料水として使用し、本体はボトルとして使用できるので、荷物軽減のアイデアとしてもいいだろう。

 ただし、凍らせる際は入れる水の量には十分に注意しよう。水は凍ると容量が1.1倍になるため、満タンまで入れるとボトルが割れる恐れも。入れる水の量は容量の8割程度とし、凍らせる際はフタを開けておくことも忘れずに。

ナルゲンボトルで水を凍らせる際は、容量に余裕をもつのを忘れずに

■ナルゲンボトル活用術その5 エマージェンシーキットとして活用

 丈夫で密閉性が高いので、大切なものを入れておくのもおすすめ。災害時などに必要な日用品をひとまとめにしておけば、いざという時に持ち出しやすい。

 試しに災害時に必要となりそうなものを集め、どれだけ入るか確認してみた。380mlのナルゲンボトルに、十徳ナイフ、パラコード、絆創膏、薬、マッチ、乾電池、75Lのビニール袋の7品目を入れることができた。

ナルゲンボトルに災害時にあると便利なものを詰めてみた

 用途に合わせて中身を入れ替えたり、いくつかボトルを用意して分類ごとに中身を整理しておくのもよい。また、ナルゲンボトル本体はマイボトルとして使えるので、水の確保にも役立つ。 

 いざという時の備えとして、家族人数分のナルゲンボトルを準備しておくのもよいだろう。

380mlのナルゲンボトルは大きすぎず、持ち運びしやすいサイズ

■ナルゲンボトルは、アイディア次第で活用法は無限大! 

 見た目はシンプルな樹脂ボトルだが、その頑丈さや安全性の高さから、さまざまな活用ができ、長く愛用できるのがナルゲンボトルの特徴である。

 今回筆者が購入したナルゲンボトルは、アウトドアショップ「WILDー1  宇都宮駅東店」の限定デザインのボトル。店舗ごとのオリジナルデザインや有名ブランドとのコラボなども多く、コレクション性が高いのも人気の理由の一つ。コレクションしてみるのも楽しいかもしれない。

 ぜひ自分に合ったナルゲンボトルを見つけ、キャンプや登山などに活用してみてはいかがだろうか。