■比延山に登ってみた
比延山登山口がある城山公園は、遊具がある公園と広大なグラウンドがある運動公園。登山口は、グラウンド奥のサッカーゴールの後ろにある。本当に1時間前後で登って下りて来られるのか、実際に時間を計ってみた。
筆者はバテないようにゆっくりトボトボ歩く登山スタイルだ。加えてたくさん写真を撮りながら歩くため、歩くのがかなり遅い。それでも、城山公園駐車場から登山口まで5分で到着した。
登山口には「山頂まで700m」とあり、「あと500m」という道標まで10分で到達。登山口と山頂の「中間地点」という道標まで15分、そして「あと100m」という道標まで23分でたどり着いた。
「ひょうごの景観ビューポイント150選」「比延山城跡」の石碑に到達したのは、駐車場から28分。まずまずの絶景であった。さらに2分歩くと、三角点のある山頂に到達する。城山公園駐車場から頂上まで、ちょうど30分であった。
下山時は写真を撮るのが少なかったせいか、登山口まで18分、駐車場まで23分で到着。筆者の場合、往復53分で、比延山は往復1時間前後で登れることが証明された。
■比延山へのアクセス
比延山へのアクセスは、JR比延駅から城山公園駐車場まで徒歩20分、距離にして約1.5kmである。また城山公園駐車場は広い無料駐車場であるため、車でも来訪しやすい。
比延山登山道は整備されていて迷う心配はないが、急傾斜の道が多いため、落ち葉で滑って転倒しないように気をつけよう。また景色がよいということは、風もよくあたるということ。汗をかくほどでもないかもしれないが、防寒対策は必要だ。
比延山は往復1時間前後で登れて絶景も楽しめる穴場スポット。そんな手軽な登山が楽しめる比延山で、正月でなまった体を呼び覚まし、今年も1年登山を楽しもう。