冬キャンプの醍醐味である焚き火。パチパチと音を立てて燃え上がる炎を見ていると心が休まり、体もしっかりと温まる。この記事では、冬のキャンプに欠かせない焚き火の魅力を紹介する。ぜひ冬キャンプに出掛ける際の参考にしてほしい。
■体の芯から温まる至福の時間
焚き火の魅力は何と言ってもじんわりとした温かさだ。毛布や携帯カイロなど、寒さをしのぐための方法はいくらでもあるが、焚き火の炎は体の芯から温めてくれる。その温かさは心地よく、一度焚き火にあたると離れられなくなってしまう。
筆者おすすめの冬キャンプの焚き火での過ごし方は、ホットワインを片手に焚き火を楽しむことだ。単にワインを温めるだけでなく、中に果物や香辛料を入れて飲んでいる。ホットワインで体の中から、焚き火で外側から温まることができる。この組み合わせは冬キャンプの至福のひととき。寒い冬の夜にぜひ一度試してみてほしい。
■薪割りで感じる達成感
焚き火に薪は欠かせない。販売されている薪は長さや太さがまちまちなので、火のつきやすさや燃焼時間に合わせたサイズに薪を割る必要がある。火おこしには細く割った薪を、じっくりと燃やしたい場合は太めの薪など、それぞれの目的に応じたサイズにする。
斧を振り下ろし薪がスパっと割れたときの気持ちよさは爽快だ。無心で薪を割り、日常では味わえない感覚を味わえるのも魅力。木の温もりを感じながら自然の中で薪割りを楽しむ時間は、キャンプの醍醐味だ。
薪選びから火おこしまで、準備から楽しめるのも焚き火の魅力の一つである。