■ぶどう棚の下でバーベキューができる「霧島さくらフルーツランド」
肥沃な土地に恵まれた霧島市は、南国のまばゆい日差しを浴びて栽培されたぶどうが名産品。市内には、ぶどう狩りなどができる観光農園も点在しているので、霧島山登山とともに地元のおいしさを満喫していくのも手だ。なかでも「霧島さくらフルーツランド」は、東京ドーム約10個分という広大な敷地に果樹園やレストラン、バーベキュー場、ワイナリーなどさまざまな複合施設が揃った観光農園だ。
7月~10月は巨大なドームハウスでバーベキューを楽しめ、建物のなかには天井いっぱいに約5,000房ものぶどうが実ったユニークな空間だ。
手軽なメニューは、牛と豚のカルビに鶏肉、野菜、白ごはんやスープが付いた「バーベキューセット」。単品で黒豚や黒毛和牛なども注文でき、麺類や一品料理、果実のジュースやジェラート、スムージーなどメニューの種類は充実している。施設内にワイナリーがあるとあって、ワインの飲み放題もある。
また、ドームハウス内ではさまざまな品種のぶどうを直売しており、購入したぶどうの発送も可能だ。
■ぶどう狩りも体験!
「霧島さくらフルーツランド」では、ぶどうや梨、キウイ、きんかん、レモン、いちごなどさまざまな果実を栽培し、一年を通してフルーツ狩りが楽しめる。ぶどうだけでも30種類以上を栽培し、農園オリジナルのぶどうもあるという。
その時期の旬の品種を楽しめるというので、今回は、シャインマスカットのぶどう狩りを体験。ビニールハウスの中には大粒でぷりぷりの実をつけたぶどうが一面に広がり、どれにしようか吟味しながら、目当てのぶどうをセレクト。手の平で房を支えながらハサミで茎をカットすると、ずっしりとしたぶどうの重みを感じる。ゲットしたぶどうは持ち帰ってもいいし、発送してもOKだ。
■霧島市で、アウトドアと観光を満喫していこう
名峰、霧島山の登山が楽しめ、拠点となる温泉地も近い霧島市はアウトドアとともに観光が楽しめる絶好の場所。温泉完備の宿で黒豚や薩摩地鶏の名物を味わえ、ぶどうなどのフルーツ狩りによる観光まで楽しめる。泊まってめいっぱい霧島市の魅力を満喫していこう。