2024年7月13日に、長野県大町市の青木湖畔にオールデイ・カフェ「ao LAKESIDE CAFE」がオープンしました。オールデイ・カフェというのは、モーニングからディナーの時間まで通しで営業しているカフェのことです。

 青木湖は、流入する河川がなく北アルプスの湧水だけを湛える湖で、その透明度は大変高く美しいことで知られています。晴れた日には湖面が鏡のように北アルプスを映すこの美しい景色を、美味しい食事やコーヒーとともに楽しんで欲しいという思いで、「ao LAKESIDE CAFE」は建てられました。

 今回は「ao LAKESIDE CAFE」での実食と、カフェから車で20分ほどの貸切サウナ、白馬絶景サウナ「Rooftop」のリニューアルオープンのレポートをお届けします。

■「ao LAKESIDE CAFE」の素敵なファサードとインテリア

 アプローチをゆったり取ったモダンなカフェの入り口にはカラフルな風見鶏がお出迎えしてくれます。穂高岳や松本城、サンフランシスコなど様々な地点の方向と距離が示されていました。また、カフェの壁には外からキッチンの様子が見える窓が付いています。

湖のすぐそばに建ち、湖側のテラス席はなんと50席
分かる人には分かる! 年代もののスキー板

 入り口を入ってすぐ左手に、地下に降りていく階段があるのですが、その壁沿いに年季の入った年代もののスキー板がずらりとディスプレイされていました。これらのスキーは、実際に使われていたもので、白馬の宿泊施設に保管されていた板を活用されたとのことです。

窓の大きさに思わず「わっ!」と声が出ました

 フロアを進むとアッと驚くのが窓の大きさです。湖に面する壁はほぼガラスなので、窓の概念を覆すレベルですね。目の前いっぱいに広がる青木湖と白馬連峰に圧倒されつつ、活気のある店内の雰囲気にワクワクしてきます。モダンでありながら木材が多用され、どこかロッジのような温かさも感じる落ち着くインテリアにも注目を。また、カウンターからボックス席までどの席に座っても、他のお客さんが視界に入ることなく湖が見えるように設計されているというこだわりっぷり。

青木湖に吸い込まれそうなテラス席(※提供:ao LAKESIDE CAFE)

 約50席もあるというテラス席は、特に外国人やペット連れのお客様に人気とのことです。ベタつくこともある海の風と違って、湖の風はサラッと爽やかで好評のようです。