真夏の避暑地といえば、真っ先に思い浮かぶのは北海道ではないでしょうか。実際、本州と比べて涼しい北海道ですが、さらに快適な場所を求めて、私たちはスキーリゾートの麓へ向かいました。

 キロロリゾート近くでの滞在は、最高気温わずか22℃という驚きの涼しさ。この心地よい気候の中で楽しむアクティブな旅は、夏の北海道の新しい魅力を教えてくれました。涼風に包まれながら体験した、爽快な北海道アクティブ旅行を紹介します。

■北海道なら夏も外でアクティブに!

外で思い切り体を動かすアクティビティが充実
高原リゾートといえばゴルフ! まずはスイングの練習を
モーニングヨガで心も体もほぐす時間を過ごした

 新千歳空港に降り立った瞬間、カラッとした爽やかな風が私たちを出迎えてくれました。本州の蒸し暑さを忘れさせてくれるこの風に、北海道旅行の期待が一気に高まります。今回の目的地は「日本で最も美しい村」連合に選ばれている赤井川村にあるキロロリゾートの麓「クラブメッド・キロロ グランド」。自然豊かな景色に囲まれたこの地は、夏のアクティビティを楽しむのに最適な環境です。

クラブメッド・キロロ グランド https://www.clubmed.co.jp/r/キロロ・グランド/s

 リゾートに到着するや否や、私たちは早速アクティビティを体験。まずは、テニスコートに向かいました。高校時代にテニス部だった友人が「こんな涼しい中でテニスできるなんて最高」と目を輝かせていました。気温が22〜25℃と涼しく、汗をかきすぎる心配もないため、思う存分体を動かすことができます。その他に、ハイキングサイクリング、ゴルフ練習など、普段なら暑さで諦めがちな屋外活動も、ここでは快適に楽しめるのです。

 キロロの涼しい気候は、アクティブな夏休みを過ごしたい方にとって、まさに理想的。汗だくになることなく、爽やかな風を感じながらアクティビティを楽しむ。この贅沢な体験は、北海道だからこそ可能なのです。

■ノスタルジックな小樽観光と爽快な夏のキロロリゾート

小樽といえばまずは「小樽運河」でノスタルジックな雰囲気を
北海道土産で喜ばれるLeTAO(ルタオ)は小樽が本店

 ホテルの無料シャトルバスを利用して、小樽へ向かいました。到着すると、海外からの観光客の多さに驚きました。小樽の魅力は国境を越えて伝わっているようです。象徴的な小樽運河沿いを歩けば、レトロな街並みに心が和みます。小樽堺町商店街は明治・大正・昭和に建てられた歴史的建造物が多く、まるでタイムスリップしたような雰囲気が素敵です。

 ここには、私の大好物スイーツ「LeTAO(ルタオ)」の本店があり、カフェに入りたかったのですが、想像以上に混雑していたため断念。ルタオパトスでテイクアウトすることに。たくさんの新商品にも惹かれましたが、王道の「ドゥーブルフロマージュ」の味は格別でした。

ゴンドラ山頂駅からは展望テラスで絶景を

 翌日は一転して、キロロリゾートのゴンドラで山頂へ。現在は限定された運行日のみ営業しているそうです。標高が上がるにつれて気温が下がり、山頂はなんと15℃に。澄んだ空気の中、壮大な景色を眺めながらのハイキングは格別の体験でした。

 ただし、涼しい気温に油断は禁物。高地では紫外線が強いため、日焼け対策は欠かせません。この点さえ押さえれば、夏のキロロは爽快なアウトドア体験の宝庫です。小樽の歴史と文化、キロロの自然を一度に楽しめる、この旅は北海道の魅力を再発見する素晴らしい機会となりました。