■あのニーモが手がける「初のバックパック」が使いやすいわけ
アメリカ東海岸生まれのブランドながら、日本のアウトドアシーンでも使い勝手の良さに定評のあるニーモ。
テントやスリーピングマットでお馴染みのブランドですが、今シーズン、ついに初のバックパック「バンテージ」が日本に上陸したことが、大きな話題になっています。
まずニーモらしい大きな特徴は、非常に地球に優しい部材で構成されていること。
メイン素材にはソリューションダイにより染色された、強度と防水性に優れる独自開発の100%リサイクル素材「CEROファブリック」を採用。バックパネルやショルダーハーネスにも、製造、廃棄時に有毒なガスが発生しないリサイクル素材「CCubedクッション」を使っています。
使い勝手の良さは、もちろんギャランティー。
ノートPCを収納しても背負い心地を損なわないラップトップスリーブをはじめ、必要なツールを視認しやすい状態で細かく仕分けできるテックコンパートメントも豊富です。
メインコンパートメントにはたっぷりと深さがあり、通勤通学に必要な道具を収納しつつ、帰りにジムに立ち寄るための着替えやシューズも余裕で収まる使い勝手の良いサイズ感です(26L)。
さらに、メインの荷室を開けなくてもアクセスできるマチ付きのフロントポケットが使いやすい。サイドのジッパーを開けて拡張すれば、ヘルメットやシューズも収納できるほどの大容量ポケットになるので、自転車乗りにも便利な造りと言えるでしょう。
ちなみに、ニーモは2002年にテントからスタートしたブランドですが、創業当時から「ゆくゆくはアウトドア総合ブランドとして展開を増やしていきたい」という計画があったそうです。
つまり、初めてのバックパックではあるものの、20年以上温め続けてきたアイディアが詰め込まれているのです。よくないわけがないでしょう?
■取材協力
エイアンドエフ www.mysteryranch.jp/district
コロンビアスポーツウェアジャパン www.mountainhardwear.jp
イワタニ・プリムス www.iwatani-primus.co.jp